パナソニックが実施した「20代〜50台の歯磨きに関する意識調査」では、歯磨きをする理由の第1位が「むし歯予防のため」(88.8%)に続き、2位が「口臭予防のため」(67.8%)、3位は「歯周病予防のため」(52.3%)という結果がでています。(20代〜50代の男女各50人ずつ、計400人を対象)
一方この調査では、歯磨きで歯周病予防に適切な磨き方ができていないこともわかっています。では、効果的に予防できる歯ブラシは? そこで、歯科医師が推奨しているブラッシング方法の「バス法」、「スクラビング法」を再現できる電動歯ブラシがパナソニックから販売されていたので、ご紹介します。(充電式電動歯ブラシにおいて※EW-DM61、OEM製品を除く。2018年7月1日現在 Panasonic調べ)
バス法・スクラビング法を実現したパナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」
ブラッシング指導したことがある歯科医師431名に「現在、主に指導することが多いブラッシング法は?」と調査した結果、87%の歯科医師が「バス法」と「スクラビング法」を指導しているという答えがでています。(2018年3月12日〜2018年3月19日、Panasonic調べ)
[バス法]
歯周ポケットのケアに効果的な磨き方で、歯と歯ぐきの境目に向け、歯ブラシの毛先を45度の角度に当てて、小刻みに動かし磨く方法です。
[スクラビング法]
歯垢除去に適した磨き方で、歯の外側は歯ブラシの毛先を垂直に歯に当て、歯の内側は45度に当てて小刻みに動かし磨く方法です。
ここでは、歯科医師が推奨するブラッシング方法を再現したパナソニックの「ドルツ」をご紹介します。
開発初期の製品と比較してわかる電動歯ブラシの進化
パナソニックは、開発初期の「ローリング磨き」に続き、1998年には「回転磨き」を採用しましたが、歯周ポケットまで磨ける歯ブラシの開発には至りませんでした。しかし、2001年以降の「ドルツ」は、ヨコに細かく動かすことで歯周ポケットも磨ける「バス法」と「スクラビング法」を実現し、医師推奨の磨き方を唯一再現できる電動歯ブラシを開発しました。)
さらに「ドルツ」は、約31000ブラシストローク/分の「ヨコ磨き」に加え、約12000ブラシストローク/分の「タタキ磨き」を採用することで、立体的に汚れにアプローチでき、届きにくい歯間の汚れも除去してくれる、2つのモーターを搭載した「W音波振動」を実現しました。
EW-DP51が新モデル「EW-DP52」になったことによる性能の違い
[Wガムケアモード]
EW-DP51では、ヨコ振動のみだった「ガムケアモード」ですが、新モデルEW-DP52では、タタキ振動をプラスし、約1週間で歯ぐきの健康を推進する「Wガムケアモード」になっています。
[パワーコントロール]
常にブラシの振幅を維持するように制御する、パワーコントロール機能が搭載されました。ブラシを押し付ける力が強い時は、自動で振幅を抑制し、磨き過ぎを防いでくれます。
[新ステインオフブラシ]
EW-DP51に比べ、ステインの除去力が約2.4倍にアップしています。全面にひし型の毛を植毛することで、約1週間で自然な白い歯へ導いてくれます。(全てのステインを取りきれるわけではありません。また、加齢による黄ばみや変色した歯を白くすることができません。)
パナソニックのドルツEW-DP52の価格は?
各ショップを確認してみると、「Amazon」23532円、「YAHOOショッピング」2万4680円、「ヨドバシ」2万6690円、「ビックカメラ2万6686円」という結果でした。(2019年5月初旬現在:編集部調べ)
最安値のAmazonでも2万円オーバーと高額ですが、機能性の高さはレビューでも良い評価が多くみられました。
パナソニックの機能が充実したおすすめ電動歯ブラシ
パナソニックが販売する「ドルツ」シリーズは、持ち運びが簡単なポケットタイプや、うがいでは洗い流せなかった汚れも落としてくれるジェットウォッシャーなど、様々な製品が販売されているので、ご紹介します。
ドルツ最上位モデル EW-DP52
Panasonic 音波電動歯ブラシ ドルツ EW-DP52
ケアしたい部分に合わせて6つの付属ブラシを付け替えることで、歯周ポケットや歯面、噛み合わせ面はもちろんのこと、歯間や歯並びの悪い部分、歯ぐきやステイン落としなど様々な用途で使用できる電動歯ブラシです。5つの全てのモードでW音波振動(ヨコ磨き、タタキ磨き)が採用されているので、届きにくい部分の汚れも強力に除去してくれます。
密集極細毛で歯周ポケットケアができるEW-DA52
Panasonic 音波電動歯ブラシ ドルツ EW-DA52
歯周ポケット内の汚れを取るのに、密集極細毛ブラシとヨコ磨きを組合わせることで、歯肉を傷つけないように除去してくれます。密集極細毛ブラシは、細さ約0.02mmで、毛先に3mmの段差を設けることにより、必要以上に歯周ポケットに入らないよう設計されています。
モードはノーマル/ソフト/ガムケアの3つあり、付属ブラシは密集極細毛/マルチフィット/ポイント磨き/シリコン/ステインオフの5つです。
シンプルながらも機能性の高いEW-DL34
Panasonic 音波電動歯ブラシ ドルツ EW-DL34
付属ブラシが密集極細毛/ステインオフと、モードがノーマル/ソフトのシンプルな電動歯ブラシです。シンプルながらも、パワーコントロール機能が搭載されており、歯科医師推奨のバス法、スクラビング法を再現できる実用的な製品です。
外出先にぴったりなコンパクト電動歯ブラシ「ポケットドルツ」
Panasonic 音波電動歯ブラシ ポケットドルツ EW-DS1C
サイズが高さ14.5cm×幅1.65cm×奥行1.8cmの単4形アルカリ乾電池1本で使用可能な、持ち運びが楽なコンパクトタイプの電動歯ブラシです。約16000ブラシストローク/分の音波振動と極細毛ブラシで、外出先でも細かい汚れを取り除いてくれます。歯間ブラシとステインオフアタッチメント(別売)を取り付けることも可能です。
うがいでは流し切れない汚れに「ジェットウォッシャードルツ」
Panasonic ジェットウォッシャードルツEW-DJ72(2019年6月発売予定)
バブルが弾ける際の衝撃波により、超音波が発生する水流「超音波水流」を使用し、ブラシの届きにくい部分の汚れも洗い流してくれる製品です。うがいでは完全に流しきれない汚れや歯周ポケットの汚れを落とすことにより、約1週間で歯ぐきの健康を推進します。(医科大学による臨床実験済)
パナソニックの電動歯ブラシの替えブラシはコスパが良い
ブラシの交換は3か月が目安ですが、毛先が開いた場合は3か月以内でも交換が必要です。3か月に一度は交換をするとなると費用が心配ですが、パナソニックの替えブラシは比較的安価で販売されています。2本セットが約1000円前後で買えるので、効果的に歯磨きをするためにも、ブラシの交換は忘れないようにしましょう。
歯科医師推奨のブラッシング方法を再現した、パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」をご紹介しましたが、効果的な歯磨きをするためにも、ブラシの交換などのお手入れを怠らないように正しく使い続け、効果を実感してみてください。
文/Sora