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スマホで、通話、ラジオ、歌を録音したい時はどうすればいい?

2019.05.05

大事な会議、通話中の大切な要件など「メモを取るよりも録音した方が早いのになぁ」と思ったことはありませんか? 今回の記事では、メモより録音派! の人に向けて、スマホでおすすめの録音アプリを紹介します。アプリ以外にもスマホの録音ハウツーを用意していますので、ご参考ください。

iPhoneで録音する方法

iPhoneには録音用のアプリ「ボイスメモ」がプリインストールされています。複雑な機能は付いておらず、録音・再生のシンプルな構成です。また録音した音声データをトリミングしたり、上書きで再録音することも可能です。形式はm4aですので、PCに共有した場合は、iTunesなどで再生することが可能です。

ちなみにボイスメモは電話中の録音などはできないので、もし通話中の録音をしたい場合は、他の方法で通話を録音する必要があります。

なぜボイスメモで通話は録音できないのか?

上記の通りiPhoneにプリインストールされている録音アプリ「ボイスメモ」は使いやすいアプリですが、通話中の録音はできません。それではなぜボイスメモで通話は録音できないのでしょうか。それはAppleの製品が世界各地で販売されており、かつ各国、各地域には録音に関する法律があるためです。

秘密録音とは?

「通話相手の同意を得ずに通話内容を録音すること」を「秘密録音」といいますが、日本において秘密録音は「犯罪行為」に該当しません。日本以外の国ではイタリアなどの国において秘密録音は犯罪行為と見なされていないようです。

しかしドイツやアメリカのフロリダ州、カリフォルニア州においては、二者間の同意、または通話に関わった当事者全員の同意を得られなければ、刑法に触れる可能性があるのです。

ボイスメモが通話中の音声を録音できないのは、各国の法律に配慮しているためなのです。

iPhoneで通話中に録音する方法は?

iPhoneで通話中の音声を録音するには、主に二つの方法があります。一つは録音アプリを使って通話音声を録音する方法です。こちらは後述の「通話も録音できるスマホアプリ」で紹介します。もう一つの通話録音方法は外付けのレコーダーを利用する方法です。こちらも後述の「通話が録音できるICレコーダー」で紹介します。

Androidスマホには標準ボイスレコーダーがない?

Android OS搭載スマートフォンには、一部の機種にはボイスレコーダーアプリがプリインストールされているものの、ほとんどの機種にはボイスレコーダーアプリが標準搭載されていません。

従ってAndroidスマホを使っている人は、Playストアからレコーダーアプリをインストールする必要があります。

Androidスマホは音楽を流しながら録音できる?

Androidスマホには、動画や音楽を聴きながら外部音声を録音できるアプリがあります。別の作業をしながら録音がしたい人は「スーパーボイスレコーダー」をインストールすると良いでしょう。

【参照】スーパーボイスレコーダー

料金:基本無料
特徴:CBRモード、VBRモード切替可能。バックグラウンド稼働ができるので、他のアプリを使いながら録音することが可能です。また内部音声(スマートフォンから発せられる音声)は録音しないので、動画や音楽を楽しみながら外部音声のみを録音することができます。

スマホにおすすめの録音マイク

この項目ではアプリ以外で、録音する方法の一つとして、スマホに取り付けて録音できるマイク(レコーダー)を紹介します。

通話が録音できるICレコーダー

スマホに取り付けて録音する際におすすめなのは、Koolertronの携帯電話レコーダーです。

【参照】Koolertron 携帯電話レコーダー

Amazon価格(2019年4月時点)
コードタイプ:3970円(税込)
ワイヤレス:3800円(税込)

ストレージ:512MB(最大16時間分の録音が可能)
電池:充電式リチウム電池(最大連続再生・録音可能時間4~5時間)

Koolertronの携帯電話レコーダーは、iPhoneはもちろんAndroid搭載スマホにも対応しているイヤフォン型のボイスレコーダーです。面倒な設定は不要で、イヤフォンを耳に付けて録音したい時に録音ボタンを押せば良いだけです。だたしイヤホンジャックが無いiPhone7以降の機種を使っている人は、Lightning-3.5mm イヤホンジャックアダプタも併せて購入する必要があります。Mini USB端子搭載ですので、PCへのデータ保存もかんたんに行えます。

便利に使えるスマホの録音アプリ集

この項目では外付けのレコーダーではなく、録音用のアプリを紹介します。

通話も録音できるスマホアプリ

トラブル時の対処として、また大切な要件をメモしたいときなど、通話中の音声を録音できるアプリがあれば便利ですよね。

【参照】 TapeACall Pro: 通話録音 

「TapeACall Pro: 通話録音」は通話音声を録音できるアプリです。

料金:年間1300円
特徴:録音データは1年間クラウド上に保存される。録音容量に制限なし。通話中(もしくは前)に録音ボタンをタップすれば録音がはじまる、分かりやすいインターフェース。

音質良好なスマホ録音アプリ

録音時の音質が気になる人は、Sony Mobile Communicationsが配信している「音声レコーダー」がおすすめです。下図のように録音時に音質を選ぶことができます。最高[WAV]に設定して、より聞き取りやすくすることも可能ですが、逆に標準[AAC]に設定してストレージに余裕を持たせることもできます。

【参照】音声レコーダー

スマホのライブ録音用アプリ

楽曲活動等をしている人は、自らが演奏・歌唱した音声を高音質で録音できる、録音時間に制限がないアプリがあると便利です。

iRecorder Proはプロ仕様のユーザーインタフェースで使いやすく、また高音質録音が可能な有料アプリです。

料金:480円
特徴:バックグラウンド録音可能。iTunesでのファイル共有可能。再生速度の調整可能。マイクやヘッドセッドに対応。録音時間の制限なし。

【参照】iRecorder Pro

内部音声が録音できるラジオ音声録音アプリ

ラジオを視聴していて「自分用に録音しておきたい」と思ったことはありませんか? そんな時におすすめなのが、ラジオ音源を録音できるアプリ「録音ラジオサーバー」です。

【参照】録音ラジオサーバー

料金:無料
特徴:全国各地のラジオ音源を再生・録音可能。タイマー機能で予約録音ができる。再生スピードの変更やリピート機能付き。
※使用に際しては著作権を侵害しないよう、配慮をお願いします。

スマホの録音可能時間はどれくらい?

録音時間無制限のアプリを利用している場合は、ストレージの最大容量まで録音することが可能です。1ファイルの容量は、音質や録音状況にもよりますが、参照として数をご覧ください。

こちら二つのファイルは上記「Androidスマホは音楽を流しながら録音できる?」で紹介した「スーパーボイスレコーダー」で20秒間録音したファイルです。録音形式はCBR(固定ビットレート)で32kbit/sです。どちらのファイルも約80KBほどの容量であることが分かります。

仮に64GBのストレージを持っているスマートフォンに、上記条件で録音した20秒間のファイル(80KB)を保存した場合、単純計算ですが約83万8861.3個の音声ファイルを保存することができます。

取材/文 高沢タケル

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