大事な会議、通話中の大切な要件など「メモを取るよりも録音した方が早いのになぁ」と思ったことはありませんか? 今回の記事では、メモより録音派! の人に向けて、スマホでおすすめの録音アプリを紹介します。アプリ以外にもスマホの録音ハウツーを用意していますので、ご参考ください。
iPhoneで録音する方法
iPhoneには録音用のアプリ「ボイスメモ」がプリインストールされています。複雑な機能は付いておらず、録音・再生のシンプルな構成です。また録音した音声データをトリミングしたり、上書きで再録音することも可能です。形式はm4aですので、PCに共有した場合は、iTunesなどで再生することが可能です。
ちなみにボイスメモは電話中の録音などはできないので、もし通話中の録音をしたい場合は、他の方法で通話を録音する必要があります。
なぜボイスメモで通話は録音できないのか?
上記の通りiPhoneにプリインストールされている録音アプリ「ボイスメモ」は使いやすいアプリですが、通話中の録音はできません。それではなぜボイスメモで通話は録音できないのでしょうか。それはAppleの製品が世界各地で販売されており、かつ各国、各地域には録音に関する法律があるためです。
秘密録音とは?
「通話相手の同意を得ずに通話内容を録音すること」を「秘密録音」といいますが、日本において秘密録音は「犯罪行為」に該当しません。日本以外の国ではイタリアなどの国において秘密録音は犯罪行為と見なされていないようです。
しかしドイツやアメリカのフロリダ州、カリフォルニア州においては、二者間の同意、または通話に関わった当事者全員の同意を得られなければ、刑法に触れる可能性があるのです。
ボイスメモが通話中の音声を録音できないのは、各国の法律に配慮しているためなのです。
iPhoneで通話中に録音する方法は?
iPhoneで通話中の音声を録音するには、主に二つの方法があります。一つは録音アプリを使って通話音声を録音する方法です。こちらは後述の「通話も録音できるスマホアプリ」で紹介します。もう一つの通話録音方法は外付けのレコーダーを利用する方法です。こちらも後述の「通話が録音できるICレコーダー」で紹介します。
Androidスマホには標準ボイスレコーダーがない?
Android OS搭載スマートフォンには、一部の機種にはボイスレコーダーアプリがプリインストールされているものの、ほとんどの機種にはボイスレコーダーアプリが標準搭載されていません。
従ってAndroidスマホを使っている人は、Playストアからレコーダーアプリをインストールする必要があります。
Androidスマホは音楽を流しながら録音できる?
Androidスマホには、動画や音楽を聴きながら外部音声を録音できるアプリがあります。別の作業をしながら録音がしたい人は「スーパーボイスレコーダー」をインストールすると良いでしょう。
【参照】スーパーボイスレコーダー
料金:基本無料
特徴:CBRモード、VBRモード切替可能。バックグラウンド稼働ができるので、他のアプリを使いながら録音することが可能です。また内部音声(スマートフォンから発せられる音声)は録音しないので、動画や音楽を楽しみながら外部音声のみを録音することができます。
スマホにおすすめの録音マイク
この項目ではアプリ以外で、録音する方法の一つとして、スマホに取り付けて録音できるマイク(レコーダー)を紹介します。
通話が録音できるICレコーダー
スマホに取り付けて録音する際におすすめなのは、Koolertronの携帯電話レコーダーです。
Amazon価格(2019年4月時点)
コードタイプ:3970円(税込)
ワイヤレス:3800円(税込)
ストレージ:512MB(最大16時間分の録音が可能)
電池:充電式リチウム電池(最大連続再生・録音可能時間4~5時間)
Koolertronの携帯電話レコーダーは、iPhoneはもちろんAndroid搭載スマホにも対応しているイヤフォン型のボイスレコーダーです。面倒な設定は不要で、イヤフォンを耳に付けて録音したい時に録音ボタンを押せば良いだけです。だたしイヤホンジャックが無いiPhone7以降の機種を使っている人は、Lightning-3.5mm イヤホンジャックアダプタも併せて購入する必要があります。Mini USB端子搭載ですので、PCへのデータ保存もかんたんに行えます。