便利に使えるスマホの録音アプリ集
この項目では外付けのレコーダーではなく、録音用のアプリを紹介します。
通話も録音できるスマホアプリ
トラブル時の対処として、また大切な要件をメモしたいときなど、通話中の音声を録音できるアプリがあれば便利ですよね。
【参照】 TapeACall Pro: 通話録音
「TapeACall Pro: 通話録音」は通話音声を録音できるアプリです。
料金:年間1300円
特徴:録音データは1年間クラウド上に保存される。録音容量に制限なし。通話中(もしくは前)に録音ボタンをタップすれば録音がはじまる、分かりやすいインターフェース。
音質良好なスマホ録音アプリ
録音時の音質が気になる人は、Sony Mobile Communicationsが配信している「音声レコーダー」がおすすめです。下図のように録音時に音質を選ぶことができます。最高[WAV]に設定して、より聞き取りやすくすることも可能ですが、逆に標準[AAC]に設定してストレージに余裕を持たせることもできます。
【参照】音声レコーダー
スマホのライブ録音用アプリ
楽曲活動等をしている人は、自らが演奏・歌唱した音声を高音質で録音できる、録音時間に制限がないアプリがあると便利です。
iRecorder Proはプロ仕様のユーザーインタフェースで使いやすく、また高音質録音が可能な有料アプリです。
料金:480円
特徴:バックグラウンド録音可能。iTunesでのファイル共有可能。再生速度の調整可能。マイクやヘッドセッドに対応。録音時間の制限なし。
【参照】iRecorder Pro
内部音声が録音できるラジオ音声録音アプリ
ラジオを視聴していて「自分用に録音しておきたい」と思ったことはありませんか? そんな時におすすめなのが、ラジオ音源を録音できるアプリ「録音ラジオサーバー」です。
【参照】録音ラジオサーバー
料金:無料
特徴:全国各地のラジオ音源を再生・録音可能。タイマー機能で予約録音ができる。再生スピードの変更やリピート機能付き。
※使用に際しては著作権を侵害しないよう、配慮をお願いします。
スマホの録音可能時間はどれくらい?
録音時間無制限のアプリを利用している場合は、ストレージの最大容量まで録音することが可能です。1ファイルの容量は、音質や録音状況にもよりますが、参照として数をご覧ください。
こちら二つのファイルは上記「Androidスマホは音楽を流しながら録音できる?」で紹介した「スーパーボイスレコーダー」で20秒間録音したファイルです。録音形式はCBR(固定ビットレート)で32kbit/sです。どちらのファイルも約80KBほどの容量であることが分かります。
仮に64GBのストレージを持っているスマートフォンに、上記条件で録音した20秒間のファイル(80KB)を保存した場合、単純計算ですが約83万8861.3個の音声ファイルを保存することができます。
取材/文 高沢タケル