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米国で人気のバーボン樽で熟成させたワイン、ロバート・モンダヴィ「バーボン・バレルエイジド」の愉しみ方

2019.05.16

「プライベート・セレクション」の新商品「バーボン・バレルエイジド」

ロバート・モンダヴィ ブランドはナパ・ヴァレーのワイナリーによる「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」、モンダヴィの入口となるデイリーワイン「ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ」、プレミアムワインの「ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション」の3つのレンジがある。1994年に誕生したのが「プライベート・セレクション」で、手の届きやすい価格でプレミアムワインが楽しめる。使用するブドウはカリフォルニアのセントラル・コーストが主産地。

「世界のワインのトレンドのひとつに『クール・クライメイト(冷涼気候)』がある。味わいをもたらす冷涼気候で作られたワインは、酸味は豊かに表現されエレガントなスタイルのワインになる。『プライベート・セレクション』はクール・クライメイトであるセントラル・コーストで造られたワイン。酸味が豊富で、冷涼でありながら温暖な地域でもあるので、果実味も同居している。最大の特徴が酸味と果実味の共存。世界の産地でもこの共存が成し得るスタイルはあまりない」(加藤さん)

「プライベート・セレクション」の新商品「バーボン・バレルエイジド」(赤・白/各オープン価格、参考小売価格税抜2640円)。バーボン樽で熟成したワインで、異なるジャンルでバーボン樽を使うのはクラフトビール、ジンなどでも行われているが、ワインでは画期的であり、ロバート・モンダヴィのイノベーション精神が引き継がれている。バーボン・バレルエイジドはアメリカでトレンドになりつつある注目のワインで、このカテゴリーで全米ナンバー1の売上を誇るのがロバート・モンダヴィだ。

〇バーボン・バレルエイジド カベルネ・ソーヴィニョン 2017

モントレー産のカベルネ・ソーヴィニョンが主体。ワイン樽で熟成させたワインと、バーボン樽で熟成させたワインをブレンド。コーヒー、キャラメルのようなローストした香りがあり、エレガントな酸味が下支えすることで、すっきりとしながら、飲んだ後にバーボン樽由来のスモーキーな風味が追い風のように来る。

〇バーボン・バレルエイジド シャルドネ 2017

モントレー産のシャルドネ100%。こちらもワイン樽熟成とバーボン樽熟成をブレンド。甘い香りとトロピカルな果実味、酸が際立つような後味になっている。さらにフレーバーとしてスパイスや燻したオークのニュアンスがある。

【AJの読み】ワインの中にバーボン独特の焦がしたオーク樽香がしっかり感じられる

話では聞いたことがあったが、初めてバーボンバレルのワインを味わった。まず白から試飲。バナナのようなパイナップルのようなトロピカルフルーツの香りで、酸のバランスが良くすっきりとした飲み口で、最後にふわりとバーボン独特の焦がしたオーク樽香がくる。ローストしたチキンなど白身系の肉料理などに。

赤はブラウンシュガー、チョコレート、コーヒーといった風味を感じながら、スモーキーなオーク樽香が広がり、バーボンの香りは赤の方がより強い。ソフトなタンニンと香ばしいオークの味わいが続き、ステーキや炭火焼、焼肉などの赤身の肉料理に相性が良い。

もともとウイスキーはバーボンしか飲まないバーボン派だが、ワインなのにしっかりと感じられるオーク樽のチャーリング(焦がし)の香りに驚く。バーボンではがっつりとしたフードペアリングは難しいが、ワインなら肉料理と一緒に楽しめるので、スモーキーなバーボン香ワインとのフードペアリングを体験して欲しい。

文/阿部 純子

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