ルパン三世が愛したクルマの現代版対決
【ルパン三世が愛したクルマの現代版】をテーマにライバルとなるクルマを紹介。クルマは、ライフスタイルの相棒ともなる存在。そんな相棒選びには、数ある選択肢の中から走りを重視したり、デザインで選んだりと、何かと悩ましいもの。ただそんな、あれこれと比較して迷っている時間も、また楽しいひととき。もちろん、それが妄想の世界でもだ!
フィアット『500』 1,998,000円〜
ルパン三世の愛車として知られている、1957年に登場した正式名称NUOVA 500(500はイタリア語でチンクエチェント)。空冷直列2気筒エンジンながら、モノコックボディのRR(リアエンジン・リアドライブ)車として人気を博した。
その50年後となる2007年に、新型500がイタリアで発表され、丸みのあるボディや愛らしい丸目のヘッドランプなど、先代をイメージさせるようなレトロ調なエクステリアが話題に。現代に合わせてボディサイズや排気量は大きくなり、駆動方式もFFに。
ベースモデルのエンジンには、1.2Lの直列4気筒SOHC8バルブのほか、新開発となる875ccの直列2気筒SOHC8バルブの「Twin Air」を用意。インタークーラー付ターボ採用で、小排気量ながら最高出力85ps、最大トルク145Nmを発生。
関連情報
https://www.fiat-auto.co.jp/500/glance.html
ミニ『クーパーS』 3,540,000円〜
1959年当時、革命的ともいえるミニマムなサイズで、ブリティッシュ・モーター・コーポレーションから登場したミニ。その後、イギリスの自動車業界の状況を反映し、生産や販売会社が変遷。2001年にBMWが商標を取得して設立したブランドの「ミニ」は、それまでのミニをモチーフとしながらも、ボディサイズを拡大するなど生まれ変わった。
クーパーSは、3ドア、5ドア、コンバーチブルなどのボディ形状の違いによるモデルの中で、ONEとクーパーに続くスポーツグレード名。
ミニには、ほかにも各ボディバリエーションにジョン・クーパー・ワークスという究極のハイパフォーマンスモデルを設定。ハイスペックなエンジンに強力なブレンボ製ブレーキ・キャリパーなどを装備。
関連情報
https://www.mini.jp/ja_JP/home.html
※記事中のデータ等は2019年4月現在のものです。
(プロフィール)
文/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
クルマは走らせてナンボ!をモットーに、どんな仕事にも愛車で駆けまわる日々。クルマのほかにもグルメやファッション情報、また小学館Men’s Beautyでは、男性に向けた美容・健康法、化粧品情報なども発信。