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個性的な特急列車が走る鉄道ワンダーランド!一度は乗りたいJR九州の「にちりん」「きりしま」「かもめ」「ソニック」

2019.05.11

九州新幹線が全線開業しても、まだまだJR九州管轄内では在来線の特急が元気に走り回っている。

個性的な特急列車が走る鉄道ワンダーランドをお楽しみいただきたい。

にちりん・きりしまなど

現在では九州の様々な特急で運用されている787系だが、そのデビューは1992年の博多〜西鹿児島(現在の鹿児島中央)を結ぶ特急「つばめ」だ。これまでの特急車両とは一線を画すデザインとビュッフェやコンパートメント席などの設備が話題を呼んだ。「つばめ」はその列車名とともに現在九州新幹線にその役目を受け継ぎ、人気だったビュッフェは普通車に改造されたものの、そのデザイン性の高さは今でも衰えを見せずに九州を駆け巡る。

鉄道車両ではあまり見ないハッチバック方式の荷物棚を採用し、スマートな印象の普通席。6両編成には通常のグリーン車のほか、さらにグレードの高い1編成に3席しかないDXグリーンとグリーン個室が備えられている。

かもめ

「かもめ」は長崎本線を走行して、博多と長崎を結ぶ。「白いかもめ」が愛称の885系と787系で運行されている。日豊本線同様カーブも多く、特にくねくねと海岸線を走る区間が長いので885系では制御付き振り子式を採用し、カーブの通過速度を上げている。車内には筆字が掲げられたギャラリーや、革張りのシートなど高級感溢れるデザイン。ちなみにこの885系、実は2種類あるのをご存知だろうか。次の写真とよく見比べてみよう。

多良付近は冬になるとみかんと牡蠣の町として賑わいを見せる。885系は元々ソニックとかもめ向けの2車種が存在しラインカラーも異なっていた。現在では青で統一されているが、ヘッドライトのデザインが少し違っている。

ソニック

小倉を経由して博多と大分・佐伯を結ぶ「ソニック」。メタリックブルーのメカニカルフェイスが特徴の883系と白い885系で運転され、時刻表を見ればどちらで運転かはすぐにわかる。曲線の多い日豊本線を走るため両形式ともカーブで車体を傾けて、乗り心地を保ったまま高速走行を実現できる制御付き振り子式という機構を搭載している。時間帯によっては30分ヘッドに近い運転本数があり、早朝から深夜まで多くの本数が運転されている。

からあげで有名な中津、九州を代表する湯けむりの街別府など観光地も多いソニックの沿線。特に別府から大分の間では別府湾沿いを走る。終点の大分駅のJRおおいたシティ21Fには街を一望できる絶景露天風呂もある。

撮影・取材・文/村上悠太
※画像の無断転載を禁じます
※データは2018年12月現在です

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