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2019.04.30

スリル満点!日本で唯一、ピラニア釣りが楽しめる釣り堀に行ってみた

アマゾン川に生息する、世界で最も獰猛な肉食魚「ピラニア」。

その怖さは、「川に落ちたら生きて出られない」など、(魚だけに)尾ひれがついて日本人の間で知れ渡っている。

そんな凶暴な魚を釣れるという釣り堀があると聞き、行ってみた。場所は、品川駅からほど近い釣り堀「品川フィッシングガーデン」だ。

生け簀には約千匹ものピラニアが

ここには普段は、ピラニアとは真逆のおとなしいコイが生け簀を泳いでいる。その生け簀のそばに、ピラニア専用の生け簀が設けられ、4月1日~21日の期間限定イベントとしてピラニア釣りが開催された。

https://youtu.be/4PAa5qSFO_A

こわごわと生け簀に身を乗り出して、中を見ると、おびただしい数のピラニアが泳いでいるのが見える。その数は約千匹。予想したよりも小さめだが、成魚の大きなものでも30cmほどだそうで、ここにいるピラニアは18cm前後の元気な若手(?)だ。

特設の生け簀の中を泳ぐ多数のピラニアたち

これを釣るために渡されたのは、木の棒。先端に釣り糸が結ばれ、その先の釣り針にはサケの切り身の小片が仕掛けられている。

ピラニアの釣り竿は木の枝というワイルドさ

このイベントを企画運営するHoliday Jack(株)の代表取締役、矢野智之さんは、「釣り竿は木の棒ですが、本場アマゾン川でもこのスタイルで釣ります。アマゾン川でピラニアを釣るのは子供たち。子供たちが、お母さんから“晩御飯を獲ってきなさい”と言われて、釣ります」と解説。なるほど。

ピラニアを釣るにはコツが要る

意外なことに、ピラニアは臆病な性格なのだという。確かに、生け簀にぐっと半身を傾けると、群れはさっと散って向こう側に行ってしまう。そこで、水面に上半身の姿が映る手前側よりも、もっと奥にエサが落ちるようにするのがコツなのだという。

左手に釣り竿を、右手にカメラを携えて釣ろうと試みるが、うまくいかない。釣れた瞬間の決定的な写真を撮ろうとすることに意識がいってしまっているのだ。「釣ってやろう」という集中力も必要なのである。

そこで、矢野さんが釣り方の見本を披露してくれた。

ピラニア釣りの手本を見せる矢野さん

「ピラニアは集団でエサに食いついてきますが、エサが食いちぎられて小さくなってからが勝負です。そこで初めて釣り針にかかりますので」と解説しながら、矢野さんは腕を伸ばして釣り糸を放る。わらわらとエサに群がるピラニア。たちまち小さくなるエサ。

ほどなくして、1匹が釣り針ごとエサを呑み込もうとして釣り上げられる。腹部が赤いのが印象的だ。

釣り針にかかり引き上げられるピラニア

ところで、ピラニアのトレードマークは、鋭い歯。指を噛まれると浅い傷では済まず、時には釣り針すらも噛み切ってしまうという。怖いもの見たさで、釣ったついでに、その歯を見せてもらう。しゃくれた下顎から除く白い歯並びは、のこぎりのように尖って凶悪そのもの。そのため、釣る時は安全グローブを両手にはめることが義務付けられている。

間近で見るピラニアの歯

ピラニア釣りは、キャッチアンドリリース。釣れたらいったん金魚鉢に入れておき、最後に生け簀に戻す。筆者にとっても一生の一度のレアな経験で、なかなか楽しかった。

釣れたピラニアを金魚鉢に入れ間近で見るのも一興

地方開催も視野にクラウドファンディングを実施

矢野さんが、ピラニア釣りの企画を閃いたのは、アマゾン川流域を旅していて、現地の人が棒切れで釣っているのを見たのがきっかけだという。2017年にエイプリルフールのネタとして「ピラニア釣り選手権を東京で開催」というニュースリリースを流したところ、真に受けた人たちから、連日問い合わせを受け(3か月にわたり約5万人から電話がきたという)、本物のイベントとして開催することを決定。2018年11月に日本初開催にこぎつけたが、「北は北海道、南は沖縄からお客様が押し寄せて、3時間半の行列ができるほど」の大盛況。第2回となる2019年4月には、料金を少し抑え3週間限定で開催することになった。

あいにく今回のピラニア釣りは既に終了しているが、第3回に向け、そして地方での開催を目指し、クラウドファンディングサイトのMakuakeで資金を募っている(期限は5月6日)。目標額は30万円。集まった資金は、熱帯魚ピラニアを適切な水温で管理するための設備や地方開催時のピラニアの輸送費などに充てる予定だ。ピラニア釣りに参加してみたいという方は、支援を検討してはいかが?

編集部注:クラウドファンディングには立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクも稀にあります。出資に当たっては、お客様ご自身でご判断いただきますようお願い致します。

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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