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「会社に行きたくない」モードにならない連休最終日の過ごし方

2019.05.06

今年のゴールデンウィークは最大10連休。こうした大型連休明けによく起きるのが、「仕事に行くのがしんどい」となってしまうこと。その程度には個人差はあるが、そうならないための連休中の過ごし方のポイントを、SOTカウンセリング研究所所長であり、うつ病者の復職支援の研究で日本産業カウンセリング学会より学術賞の受賞経験もある臨床心理士の緒方俊雄さんに伺った。

連休明けに「仕事に行きたくない」状態になる原因3つ

まず連休明けに5月病などのうつ気分や「仕事行きたくない」状態になる原因を緒方さんに聞いた。

「私がカウンセラーを始めたばかりの頃、こんな経験をしたことがあります。仕事をよく休むうつ病の方が欠勤にならないように、『もうすぐゴールデンウィークなので、頑張ってきてください』となんとか来てもらっていました。無事にゴールデンウィークに入って、元気になると思ったのですが、ゴールデンウィークの後、すっかり出てこなくなってしまいました。

それをきっかけに、その原因を考えてみました。うつ病の人は月曜日によく休みますが、ゴールデンウィークや正月休みなど、休みの日数が増えるとなおさらよく休みます。その原因は、主に次の3つに分かれます」

1.休み中、頭でぐるぐる考えすぎて疲れ切ってしまう

「引きこもり系の方は、家でじっとしているので、体は休まっても、心は休まっていません。このような方は、休みの間、ぐるぐる、ぐるぐる考え続けています。そのため、仕事から離れ、家で何もしないでいると、頭の中ではぐるぐる、ぐるぐる考え続けてしまい、休み明けにはもう疲れ果ててしまうのです」

2.休日に身体の緊張が解けて戻すのに時間がかかってしまう

「残業が多く、深夜まで働いているような人は、一日中ずっと緊張して働いているので、体が疲れ果てています。そのため、休みになると疲れがどっと出て、体がぐにゃぐにゃになってしまいます。休み明けは、すぐには立ち直れなくて、また緊張状態に戻すのに時間がかかってしまうのです」

3.仕事に強いストレスがあり身体に症状が出てしまう

「もともと仕事に強いストレスを感じている人は、休み明けにいざ仕事に行こうとすると、例えば頭痛、めまい、吐き気などの症状が起き、行けなくなることがあります。

人間は嫌なことをしようとすると身体が症状を起こして回避しようとするのです」

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