グローバルな時代となり、ビジネスパーソンには世界中のクライアント、パートナーとコミュニケーションを取ることが求められる。テレビ会議で済ます手もあるが、Face to Faceでのビジネスミーティングを行えば、互いの共感はグッと深まる。
そんな時悩ましいのが出張の荷物。身支度はおろそかにできないので、スーツは必要、でも荷物は減らしたい。
そこで注目したのがユニクロの『感動パンツ』だ。伸縮性が高い『感動パンツ』なら、長時間移動も快適に。そして、シワになりにくく、宿泊先での洗濯、アイロン掛けもイージーなので、着替えの数を減らし、荷物を少なくできる。
今回、編集部スタッフが「世界一周」の弾丸出張ツアーを計画。実際に『感動パンツ』を着用し、世界を一周して検証してみた。
【今回の旅程】
日本を飛び立ち、まずはニューヨークを目指す。1泊後、次は大西洋を横断。トルコでさらに1泊し、中東を経由して日本へ戻るという、地球をグルっと一周する弾丸ツアーとなる。2泊5日と変則的な出張スタイルとなったが、『感動パンツ』なら、旅の心強い味方になってくれるはずだ。
実際に荷物の量を減らせるのか?
まずは海外で4日間を過ごす出張を想定した荷物を用意してみる。
移動時に通常のスーツを着用したままだと、どうしてもシワが心配になる。そこで、ガーメントバッグはマストになる。また、パンツとシャツも念のため複数枚用意したいところ。さらにビジネスシューズは別途、シューケースで用意しなければならないはずだ。部屋着、多めの下着類があれば安心だ。
加えてグルーミングアイテムやピルケースなどをパッキング。もちろん、仕事道具となるPCやバッテリーパックも必須となるであろう。
以上を踏まえると、上の写真のような荷物となりそうだ。スーツケースも大きめのものが必要。
一方、『感動パンツ』を着用する場合はどうだろうか? シワになりにくいと聞いており、機内での着用も可能になるはずだ。こちらは実際に検証していくところであるが、『感動パンツ』『感動ジャケット』の組み合わせで、ビジネスシューズを携えた、ミニマムな準備で移動を試みたい。
これなら、普段着を一着分用意して、下着類やグルーミングアイテム、PC類などを持てば1泊程度の出張荷物に収まると予測。パッケージングを工夫すれば、機内持ち込みのバッグサイズにも収められる。着陸後の待ち時間を減らし、すぐにビジネスの現場へ駆け出すことができるはずだ。
まずはニューヨークを目指す
今回の弾丸出張ツアー、まずは成田空港からニューヨークを目指す。直行便とはいえ、片道12時間の長丁場だ。
成田空港のターミナル1で出国までの時間を過ごす。
ニューヨークまでのチケット。今回は日本の航空会社だが、エコノミークラスでの10時間を超えるフライトとなる。
搭乗前のコンディションをチェック
今回の出張のスタイルをおさらいしておこう。
・『感動パンツ』
・『感動ジャケット』
事前にスタジオで撮影 したのはグレーの上下。出張取材にはネイビーを着用する。
機内での『感動パンツ』の履き心地は?
エコノミークラスを利用した今回、機内で利用できる空間は限られている。下の写真はイメージだが、身長175cmの筆者にとっては、座席前後の余裕は限られ、着座姿勢での忍耐を求められる。
そんな中、伸縮性が良く、通気性も高い『感動パンツ(ウルトラライト/ウールライク)』は、想像以上に快適だ。比較のために他社のジーンズを穿き、しばらく過ごしたが、伸縮性に限りがあり、ウエストにストレッチが効いている『感動パンツ』の方が正直ラクだった。また、『感動パンツ』が軽量なのも、快適さを支える重要なファクトになっているようだ。
ニューヨークで降機。その時『感動パンツ』はどんな状態?
そんなこんなで、実際に12時間ほどのフライトを『感動パンツ』で過ごした。ニューヨークのJFK空港に降り立ち、入国審査などを終わらせた後、空港外で撮影した。
最近、時間のかかることの多いアメリカ入国が、今回は案外とスムーズだったので、着陸後1時間以内で撮影が可能となった。実際の姿だが、『感動パンツ』にシワはほとんどついていなかった。
シワが入りやすいパンツの後ろ側もすっきり。それでいてセンタープリーツはしっかりしていた。これなら、ビジネスの現場へ直行しても失礼はないはず。
ホテルへ移動。『感動パンツ』を洗濯&アイロン掛けしてみる
ホテル近くのタイムズスクエアでニューヨーク気分を味わう。忙しいニューヨークの街並みにも『感動パンツ』『感動ジャケット』はしっくりくる。
アメリカはクルマで移動するイメージが強いかもしれないが、マンハッタン島内は限られた土地に建造物がひしめき合っており、移動は徒歩もしくは地下鉄で可能と、日本の環境に近い。今回のツアーでも、空港からホテルまでをのぞき、地下鉄や徒歩で島内を移動した。そんな中でも伸縮性の高い『感動パンツ』は歩きやすい。
しかもシワがつきにくいから、カフェでの休憩、地下鉄での移動で着席しても、コンディションをあまり気にしなくていい。
また、軽量なので疲れにくい。タイムズスクエアあたりから、マンハッタンの南、バッテリーパークまで地下鉄を利用しつつ、自由の女神像が眺められるバッテリーパークからブルックリン橋でイーストリバーを渡り、ブルックリンの方まで歩いたが、スーツスタイルを意識することなく、疲労を覚えず歩くことができた。
もちろん、スタイリッシュなシルエットのため、おしゃれなニューヨーカーに比して劣らない。
タイムズスクエアからほど近い、マンハッタンのホテルに宿泊。こじんまりとした部屋ながら、シャワースペースとトイレが別で利用しやすい一室だ。
そのシンクを利用して、『感動パンツ』を実際に洗ってみる。
洗濯後バスルームの一角を利用して『感動パンツ』を干してみたが、濡れた後もセンタープリーツはしっかりと残っており、乾いた後のシワも圧倒的に少なかった。
乾燥後にアイロン掛けを行う。センタープリーツが残っているため、アイロン掛けはスムーズ。元々乾燥後のシワも少ないのでアイロンをあてる回数も少なくすんだ。
洗濯して一晩干せばすぐ乾き、アイロン掛けもラク。『感動パンツ』と『感動ジャケット』の1セットだけで十分海外出張はこなせるかも?……そう実感した。
洗濯後のセンタープリーツの状態は?
ホテルをチェックアウトする前に、『感動パンツ』と『感動ジャケット』のコンディションをチェックした。『感動パンツ』は洗濯後にも関わらず、センタープリーツがしっかりとしており、すっきり爽快だ。
後ろ姿も大きなシワは見られない。『感動ジャケット』も一晩ハンガーに吊るして、翌日、そのまま着用できて、こちらにも驚かされた。
大西洋を横断してイスタンブールへ。約10時間のフライトも快適に過ごせた
ニューヨークで1泊したあと、いよいよ大西洋を横断する。目指すはヨーロッパとアジアの境目となるトルコ・イスタンブールだ。
フライト時間は9時間55分の予定。太平洋横断と同程度の時間と距離である。ここでも、『感動パンツ』を着用し続けた。周囲のお客さんからは「スーツ姿で窮屈そう」と思われていたようだが、着ている本人は案外ラク。さすがにシャツの第1ボタンは外し、ネクタイを多少ゆるめはしたが、その程度だ。
9時間を超すフライトを終えて、イスタンブールのアタテュルク国際空港へ降り立つ。入国審査を終えたのは着陸から30分程度。そこで『感動パンツ』と『感動ジャケット』の状態を確認する。
思った通り、シワは目立たない。なので、機内での姿そのまま、イスタンブールの旧市街へとタクシーで移動する。
ホテルを予約したのは、イスタンブールの旧市街にあるシルケジという場所。ここは半島の突端にあり、モスクやグランドバザールが建ち並ぶエリアで道路の幅が狭いところが多い。そのため、クルマの慢性的な渋滞がおこっており、移動はトラム(路面電車)や、徒歩が有効。
ということで、ニューヨークに引き続き、徒歩で近辺を歩き回る。渋滞を気にせずに移動できるのはいいけれど、想像よりも坂道が急だった。しかし、『感動パンツ』は軽さにより、あまり負荷を感じさせない。
もも周りも伸縮性が高いので、坂で足を高くあげても突っ張り感がほとんどない。これも疲れを減らす要素だったのだろう。
イスタンブールのモスク、ボスポラス海峡など異国情緒あふれる街並みを『感動パンツ』『感動ジャケット』で過ごす。ちなみに、イスタンブールのホテルにはアイロン台がなく、めんどうだったのでフライト後はハンガーに『感動パンツ』と『感動ジャケット』をかけておいただけ。シワも目立たず、センタープリーツもクッキリしている。
イスタンブールからアブダビ、そして東京へ帰国
長かった世界一周の弾丸ツアーも残り3分の1となった。イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港からUAE(アラブ首長国連邦)の首都であるアブダビを目指す、約5時間のフライトだ。
1時間半という短い滞在時間の後、成田空港を目指す約10時間のフライトへ挑む。さすがに5時間のフライトと10時間のフライトをたて続けで行うと、疲労もたまるが、『感動パンツ』と『感動ジャケット』はまだまだ元気。フライト中も快適に過ごせた。
成田空港到着後にコンディションを確認するべく、全身を前後から撮影したのが以下だ。
15時間+移動時間にも耐えた『感動パンツ』と『感動ジャケット』。状態は出発前とあまりかわらない。
当然ではあるが、後ろ姿もすっきりしている。
世界一周の弾丸出張ツアーでユニクロ『感動パンツ』から感じたこと
今回の弾丸出張は、地球をほぼ一周した。フライト時間の合計は37時間あまりに及んだ。フライト中は終始『感動パンツ』を穿き続けたし、それぞれの国での滞在中も着用を欠かさなかった。
長時間着用に、急ぎの洗濯やアイロン掛けと、服にとっては酷な環境だったと思われるが、『感動パンツ』がへこたれることはなかった。
伸縮性が良く、狭い機内も快適に過ごせる『感動パンツ』は、長時間の移動もラクにこなし、しかもシワになりにくい。さらに、宿泊先での洗濯やアイロン掛けも簡単。着替えの数を減らし、荷物を少なくするという目的は満願となった。
また、着心地の良さも際立っていた。徒歩での移動が多かった今回のツアーの最中も、セットアップで見た目はフォーマルといえる装いだが、着用している本人はカジュアルな服よりも軽い着心地を満喫していたのだ。軽量と伸縮性の良さが、不要なストレスから解放してくれたわけだ。
『感動パンツ』のパートナーである『感動ジャケット』も賞賛すべきだ。セットアップで着ても軽快、さらに上下合わせても税抜きで1万円を切るコスパも特筆すべきだろう。
過酷な環境で日々ビジネスに勤しむあまたのビジネスパーソンにとって、『感動パンツ』と『感動ジャケット』は、心強いパートナーになるはずだと、このツアーで身を持って体感することとなった。
・『感動パンツ』(ウルトラライト/ウールライク)
カラー/グレー、ダークグレー、ネイビー
3990円(税別)
・『感動ジャケット』(ウルトラライト/ウールライク)
カラー/グレー、ダークグレー、ネイビー
5990円(税別)
2990円(税別)
取材・文/中馬幹弘、スタジオ撮影/湯浅立志(Y2)、スタイリスト/宇田川雄一