月540円で毎日かけうどんが食べられるサブスク型飲食店「ミノラス食堂」に行ってみた！

会員登録～精算までシンプルに徹したシステム

「ミノラス食堂」で「FREE LUNCH（フリーランチ）」を注文するには、お店の受付にあるQRコードにスマホをかざして所定の会員登録をするだけ。その後は、トッピングやサイドメニューも含め、支払いは全てクレジットカード精算となる。

「ミノラス食堂」は、ランチタイムのうどんや定食オンリーでなく、開店後の７時以降の朝の時間帯には和食中心の朝ご飯セット、ランチタイムの後はフリースペースとして開放し、夕刻からはバルへと様変わりする。これらはサブスクリプションではないが、いずれもリーズナブルな価格で提供されている。

夕刻からはバルタイムになり、ワインも飲める

店主の大山さんは、サブスクリプション型の飲食店を数年前から構想しており、実はこの世界では先駆者的存在。また、「ミノラス食堂」では、米国のカフェで流行した、後から来る見ず知らずの人に代金を払う「恩送り」の仕組みも試みられている。

コスパばかりでなく、居心地もよい空間なので、蒲田界隈の行きつけの店として候補に加えてみてはいかがだろう？

文／鈴木拓也（フリーライター兼ボードゲーム制作者）