就職時や転職時などに急に年金手帳が必要だと言われて「何それ?自分も持ってるの?」と困惑した人もいると思います。今回はそんな年金手帳について解説していきます。
年金手帳って何?
年金手帳とは、日本年金機構から発行される、ハガキサイズの冊子です。見た目は上の写真のような感じです。なぜ重要なのかというとこの年金手帳には「基礎年金番号」が書かれているからです。この基礎年金番号は、簡単に言うと年金専用の個人識別IDです。あなたのすべての年金記録が管理されているので、年金手続きで必要となってきます。
そんなのもらったっけ? という人は時間のある時に確認しておきましょう。国民年金は日本に住む20歳~60歳未満の人は全員加入しなければならないので、20歳以上の人は全員持っているはずなのです。会社が保管してくれているケースもありますので、自宅になくても慌てずに。
年金手帳の再交付は、年金事務所で行っている
探してみたけどみつからなかった…そんな人も年金がもらえなくなるわけではないので安心してください。
再発行はお近くの年金事務所でできます。手続きを済ませれば、後日郵送させてきますが、数週間から1カ月ぐらいかかります。
再交付申請書類に関してはこちら
もし、すぐに年金手帳が必要な場合は「即日発行」という手続きがあります。即日発行をするためには、再交付される本人が直接窓口に出向く必要があり、本人が確認できる身分証明の書類が必要になります。
年金事務所の所在一覧はこちら
身分証明の書類は、次のものでOK。
- 個人番号カード
- 運転免許証、運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付きのもの)
- 旅券(パスポート)
- 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード
自分の年金手帳の保管場所を確認し、紛失していることが分かったら、いざという時のために再交付することをオススメします。
文/編集部