そもそもGoogle予測変換に出てくる言葉って何なの?
Googleの予測変換機能に表示される言葉は、どのようにして選ばれているのでしょうか。実はこれ、多くの人が調べている言葉なのです。
例えばあなたが温泉旅行を計画しているとします。Google検索で[温泉旅行]と打ち込みます。すると[温泉旅行]の後に様々な言葉が以下のように候補として、挙げられます。この言葉こそ、[温泉旅行]を調べている人たちが、多く検索している言葉なのです。
Google予測変換のオートコンプリート機能(サジェスト)とは?
Googleに限らず、Yahoo!JapanやAmazonの検索窓に文字を入力すると、その文字に関連付いた検索数の多いワードが候補として表示されます。これをサジェスト(提案)機能と呼び、Googleにおいてはオートコンプリート機能ともいいます。
サイトによって同じキーワードでも多く検索されている言葉が異なります。
Googleの予測変換に出てきた不快なキーワードを削除する方法
同じ検索エンジンでもGoogleとYahoo!の異なる点の一つに、バイオレンスな表現やアダルトな表現を検索候補に挙げるか否か、というものがあります。例えばグラビアアイドルの名前を検索すると、Googleの場合は下図のように極力いかがわしい検索候補が表示されないように設定されています。一方でYahoo!の場合は、多少はフィルターも掛かっていますが、Googleほど厳格な検索候補の表示はされていません。
しかし時としてGoogleでも、アダルトな表現やバイオレンスな表現が検索候補として挙がってしまったり、また特定の人や地域を誹謗中傷するようなワードが候補として選出され、検索する人を不快な気持ちにさせてしまったりすることもあります。
そういった場合は、検索候補から削除依頼を出すことができます。
方法は以下の通りです。
1.不快な検索ワードを見つけたら、検索候補右下にある「不適切な検索候補」をクリックします。
2.削除依頼をするにあたり、不適切な語句とその理由を選択します。
3.これで削除申請は完了です。すぐには反映されませんが、申請が通れば、今後検索候補に挙げられることはなくなります。
しかしこれはあくまで「検索候補」から削除する方法です。Webページそのものの削除依頼ではないので、ご留意ください。
取材/文 高沢タケル
※データは2019年3月末時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するのものではありません。