あれ? いつの間にかあの人もマイボトルに……
節約を意識した時、多くの人が取りかかる「マイボトルの携帯」。お茶や水を無節操に買うことを防ぐだけでも、かなりの節約になる。それに、会社へお弁当を作っていくほどの手間もかからない。
よって手軽な節約策として愛されているマイボトルだが、実際のところどれくらいの人が購入し、また継続利用しているのだろうか?
今回、そんな社会人の水分補給や節約意識に関するアンケート調査が、400名の男女を対象に実施された。
増税で節約意識が高まる人は8割以上。
まず、増税により節約意識が高まるかという質問が行われたところ、「とても高まる」「高まる」と答えた人は合わせて83.5%だった。
そのうち、節約したいと考えている項目として「飲食費」と答えた人の割合が76.0%で一番多いという結果に。
「飲食費」を節約したいと考える人が多い一方で、毎月自由に使える金額が平均36,374円のうち、飲料代にかける金額が平均3,353円となり、飲料代だけで月に自由に使える金額の約1割も占めているという実情が発覚した。
この結果から、節約意向とは相反して月の飲料の出費は侮れないという事実が明らかになった。
毎月自由に使える金額のうち飲料に使っている金額の割合 【FA】n=400
7割以上の人がマイボトル・水筒購入経験あり。購入理由は「経済的」「エコ」が上位。
マイボトル・水筒を購入(所持)したことがあるかという質問に対し、73.3%の人が「ある」と回答した。購入(所持)の理由は「経済的だから」が1位で72.0%、次いで「エコだから」が54.3%という結果に。
前述の節約したい項目のうち飲食費が1位であったことからも、マイボトル(水筒)は節約という観点で支持されているということが見て取れる。また、昨今のエコブームもあり、エコの観点からもマイボトル・水筒が購入(所持)を後押ししていることもわかった。
マイボトル・水筒を購入(所持)したことがある人に聞いた、購入(所持)した理由 【MA】n=293
マイボトル・水筒を持ち運んでいるが、量が足りずに追加で飲み物を購入してしまう「にわかマイボトラー」が約8割も
マイボトル・水筒を購入(所持)したことが「ある」と回答した人に対し、マイボトル・水筒を持ち運んでいるが、量が足りなくなって追加で飲み物を購入した経験があるかを尋ねた設問では、「よくある」「たまにある」と答えた人の割合が、合わせて78.2%という結果になった。
また、マイボトル・水筒を購入(所持)したことがあると答えた人を対象に、現在継続して利用しているかという質問が行われたところ、「あまり使っていない」「使っていない」と回答した人の割合が合わせて約4割に達した。
7割以上の人がマイボトル・水筒を購入(所持)したことがあると回答したほど、マイボトル・水筒に対する需要は高いが、利用をやめてしまう脱落者は約4割もいるという実情が明らかに。
経済性・エコの観点からマイボトル・水筒を持っていても、追加で飲料を購入してしまったり、結局利用をやめてしまったりする人がいるという結果から、マイボトル・水筒の利点を活かしきれていない実態があるということが浮き彫りになった。
マイボトル・水筒を購入(所持)したことがある人に聞いた、量が足りなくなって、追加で飲み物を購入した経験【SA】n=293
マイボトル・水筒を購入(所持)したことがある人に聞いた、マイボトル・水筒の継続利用率 【SA】n=293
社会人が感じる通勤ストレスの第1位は「荷物の重さ」!
普段の通勤にストレスを感じたことがある人を対象にストレスの原因について質問が行われたところ、「荷物が重い」ことを挙げた人の割合が30.3%で、一番多い結果となった。
マイボトルや水筒は経済性・エコの観点から広く受け入れられている一方で、重いマイボトル・水筒を使用してしまうことで、社会人の通勤時のストレス要因になってしまうという課題があることが分かった。
普段の通勤にストレスを感じている人のストレス原因 【MA】n=400
※BRITAJapan調べ
【調査概要】
○調査名 :社会人の水分補給に関する意識調査
○調査地域 :全国
○調査期間 :2019年3月2日から2019年3月3日
○調査対象 :20代から50代の男女
○調査方法 :インターネットによるアンケート
○回答数 :400名
出典元:BRITA Japan株式会社
構成/こじへい