通勤やお出かけ、緊急時などにも、マイカーがあればとても便利だ。しかし、購入にはかなりの資金が必要になる。数百万円をポンとキャッシュで出せる人はそう多くないだけに、資金の調達方法を考える必要があるだろう。
「いますぐ全額は払えないが、車は欲しい!」。そんな人にうってつけなのが、「マイカーローン」だ。この記事では、マイカーローンの審査について解説する。
マイカーローンの仮審査と本審査の違いは?
マイカーローンに申し込む前に、審査に通るか目安を立てるため、仮審査を受けられる。本審査との違いは「情報の確認を行う」かどうかだ。
マイカーローンの仮審査はどこを見るの?
仮審査で見られるのは「借りたお金を返せるかどうか」という点、つまり返済能力だ。具体的に言うと、借入希望額や期間、年収、他社からの借り入れ状況などがチェックされる。
マイカーローンの仮審査はどれくらい日数がかかる?
仮審査の結果は3~7営業日ほどで帰ってくる場合が多い。最短で即日という会社もある。
マイカーローンの仮審査は履歴が残るの?
仮審査では、落ちたとしても履歴が残ることはない。
マイカーローンの本審査はどれくらい時間がかかる?
金額が大きい場合は1週間以上かかることもある。それほどでもないなら、本審査の結果は大抵2~3日で出る。
マイカーローンの審査に通る年収はどれくらい?
マイカーローンの審査に通るには、借入金額が年収の30~40%程度であることを条件としている金融機関が多い。
マイカーローンの審査に通りやすいのはどんな人?
マイカーローンに通りやすいのは、個人の信用力がある人。つまり勤続年数が長い人や、支払い遅延・債務不履行の記録がない人だ。
絶対通るマイカーローンはない!
審査に絶対通るマイカーローンというものは存在しない。ただし、比較的通りやすい、審査が甘いものはある。
マイカーローンの審査が甘いのはどこ?
カーディーラーでは当然、車を「売る」ことを前提としているため、ローンの審査が甘い傾向がある。
マイカーローンの審査が甘い銀行はある?
カーディーラーとは反対に「最後まで返済できるか」に重点を置いている銀行では、審査が甘くなることはない。ただ、銀行系マイカーローンの中で比較すると、多少審査が甘いところはあるようだ。
労金のマイカーローン審査は甘い?
労金は会員への支援を目的とする協同組織なので、ローン審査は比較的甘いと言われている。
マイカーローンの審査に通らないのはなぜ?
審査に落ちた時、金融機関はその理由を教えてはくれないが、いくつか考えられる理由はある。
マイカーローンの審査に落ちた理由はこれかも!?
マイカーローンの審査に落ちた理由として考えられるのは、「希望借入額に対して年収が低い」、「勤続年数が短い」などが代表的だ。そのほかにも、「正規の勤務形態ではない」というパターンもある。
損保ジャパンのマイカーローン審査は厳しい?
損保ジャパンマイカーローン審査の厳しさは、信販系と同じくらいか少し緩いくらいといわれている。年収が280万円以上であれば、申し込みは可能だ。
【参考】損保ジャパン マイカーローン(公式サイト)
常陽銀行マイカーローンの審査に通らないのはなぜ?
常陽銀行のマイカーローンは、低金利で来店しなくても申し込みができ、非常に使い勝手が良い。審査に通らなかった時は、年収に比べて借入額が多すぎる、返済比率が高すぎるなどが理由として考えられる。
JAマイカーローン審査の難易度は?
JAのマイカーローンは、ほかの銀行系ローンと同じく審査は厳しいと言われている。だが、JA内のほかのローンと比べると、マイカーローンはまだ通りやすいようだ。
JAのマイカーローン審査が甘いといわれる理由は?
大抵の金融機関では、申し込み可能年齢は20歳以上で、60歳までの返済を求められる。しかし、JAのマイカーローン審査は、18歳から申し込みが可能で70歳までに完済できればOKと、返済期間が長く取れるのが嬉しいところだ。
JAマイカーローンの審査が厳しいところは?
比較的甘いと言われているJAのマイカーローンでも、年収が低すぎる場合や金融事故を起こしたことがある場合には、審査が通らないこともある。
JAマイカーローンの仮審査は365日申し込みOK
JAマイカーローンの仮審査は、ホームページから24時間365日いつでも申し込める。車の購入を考えている人は、気軽に試してみてほしい。
ひとくちに「カーローン」といっても、銀行系や保険会社、JAなどさまざまな種類がある。たとえば、車を売りたいディーラーが用意するカーローンは審査が通りやすいなど、カーローンごとに特徴が異なる。この記事を参考に、購入する車やその値段、自分の支払能力なども考慮して、最適なカーローンを選んでみてほしい。
文/ねこリセット
※本記事は投資を推奨する目的はありません。
※データは2019年3月末時点での編集部調べ。
※税率、課税関係は税法やその解釈が変更される可能性があります。詳細は国税庁ホームページ、税理士または最寄りの税務署で確認ください。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するのものではありません。