ボディサイズは、全長4800×全幅1795×全高1875mmで、最小回転半径が5.6mということを考えると、街中での取り回しにそれほど苦労することはないだろう。
また、オフロードも得意とする「デリカD:5」の特徴ともいえる最低地上高は、従来型の210mmから185mmとなり、アプローチアングルも24度から21度にダウンしているものの、悪路走破性ではほかのミニバンに対し、まだまだ圧倒的なアドバンテージがある。
とはいえ、最近の低床設計のミニバンと比べると床が高いため、子供や高齢者の乗り降りのしやすさなど、事前に確認したほうが安心だ。
インテリアについては、インストルメントパネルに水平基調のデザインを採用し、カーナビゲーション画面も大型化に対応。さらに、木目調の加飾やソフトパッドの採用など、上質さが増している。
今回のモデルチェンジでは、室内スぺースやシートアレンジ、ラゲッジスペースについてはほとんど変更がない。ただシートは、ダイヤモンドのステッチが施されるなど、ラグジュアリーなイメージに貢献している。