洗濯機がWi-Fi経由でクラウドにつながるシャープの「COCORO WASH」は何がどう便利？

アプリと連携して洗濯をサポートするシャープの「COCORO WASH」

　シャープは、いち早くAIを家電に搭載し、消費者の暮らしに寄り添うサービスを提供中だ。洗濯機の新モデルに搭載されているクラウドサービス「COCORO WASH」は、洗濯機を無線LAN経由でクラウドに接続することにより、天気の情報やフィルターの手入れ時期などを、専用アプリに知らせてくれる。

　例えば、花粉が多い予報の場合は「今日の天気は晴れ。今日は花粉が多いみたい。乾燥機能を使えば、外に干すよりも花粉の付着を抑えられますよ」と、教えてくれるのだ。春から夏への衣替えの季節で大物の洗濯に向いているような天気の時は「日増しに暖かくなってきましたね。そろそろ掛け布団を取り換えませんか？　お洗濯は、掛け布団コースで洗ってくださいね」と通知。ユーザーの洗濯履歴を見ながら、おすすめの洗濯などをアドバイスする。

　さらに、いつも夜に洗濯をする傾向があると判断した場合は「低振動に設定を変更しますか？」と提案。使う人に合った設定への変更を、アプリでさりげなく促してくれる。

　ひとりひとり、各家庭の状況などをもとに洗濯をアシストしてくれる「COCORO WASH」機能。便利なだけでなく、洗濯機への愛着を持って使える点が新しい。

様々な洗濯情報を確認でき、操作するのも簡単！

iOS/Android OS対応のアプリでは衣類に合わせた専用コースを洗濯機に送信して実行できる。運転状況や洗濯終了の通知が届くのも便利。

襟元や袖口の汚れに効果抜群の超音波ウォッシャー付き

超音波振動による小さな泡の弾ける力で汚れを弾き飛ばす。これで予洗いする時短コースも用意。

衣類がふっくらと乾くハイブリッド乾燥方式

ヒートポンプとヒーターによって、低温・省エネでやさしく乾かし、最後にはカラッと仕上げる。

取材・文／石井和美