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購入するならどっち?シェア1位を争うキヤノンとエプソンのプリンターを徹底比較

2019.03.31

IDC Japanが2018年4月に発表した調査結果によると、2017年国内インクジェットプリンター出荷台数のシェア率は、Canonが43.8%で1位。EPSONが43.7%と僅差で2位でした。

今回の記事では、そんな国内プリンター界を牽引する2社のプリンターの比較をします。

そもそもなぜインクジェットプリンターといえばCanonとEPSONなのか?

国内インクジェットプリンターにおいて、2社の数字を合計すると、そのシェアは90%に近いものになるわけですが、それでは日本を飛び出し、世界でのシェア率はどうなっているのでしょうか。
実は世界のインクジェットプリンターのシェア率においても、2社のランキングは高く、Canonが27.0%で2位、EPSONが23.6%で3位となっています。(米ガートナー発表 2015年)

それでは、そもそもなぜインクジェットプリンターにおいては、CanonとEPSONのシェア率が高いのでしょう。その理由は、2社の持つインクジェットプリンターの開発史と、長年開発を重ねたノウハウにあります。

CanonとEPSONがもつ歴史とノウハウ

インクジェットプリンターの歴史は長く、その起源は1867年まで遡ります。本格的な研究が開始されたのは1950年代、西ドイツから始まりました。

日本においては1960年代、EPSONがピエゾ方式のプリンターを考案、商品化に成功します。Canonは遅れること約20年、1985年にサーマル方式のプリンターの商品化に成功し、1990年には普及タイプのノート型BJ-10vを発表。これによって一般の間でもインクジェットプリンターが流通し始めます。

ここまでは文書の印刷がメインでしたが、1996年にEPSONが初めて高画質写真向けのインクジェットプリンターを発売し、家庭用インクジェットプリンターの需要は一気に高まりました。
2社は日本のみならず世界におけるインクジェットプリンター史を牽引し、その結果蓄積されたノウハウで高品質プリンターの提供が可能となり、昨今の2強へと繋がるわけです。

Canonのおすすめプリンター

それではまず、国内シェア1位、世界シェアも2位の地位を築き上げているCanonのおすすめインクジェットプリンターから紹介していきます。

以下は、選びの基準です。

インク:独立か一体か。独立型の場合、無くなったインクだけを購入すれば良いが、一体型だと1つのインクが無くなったら、全てのインクを取り換える必要がある。

コスト:1枚あたりにかかる費用。大容量インクで算出、L判は純正用紙代含む

速度:A4はipm(1分間で擦れる枚数)で表記、L判は1枚が擦れる時間

用紙:用紙は最大のものを表記

機能:プリントのほかにコピー、スキャンなどが可能なものは記載

特徴:製品の特長を記載

ランニングコストと画質を両立! Canonのおすすめプリンター「PIVUS70 XK」

インク:6色独立

コスト:A4カラー 5.7円/L判12.5円

速度:A4モノクロ 15ipm/A4カラー 10ipm/L判 14秒

用紙:A4

機能:プリント、コピー、スキャン

特徴:カラープリント5.7円という安さに加え、写真プリントの速度も速い。6色インクで鮮やかな色彩の表現が可能に。写真と文書、両刀で使える汎用性の高い機種。

公式サイト

10色のインクが写真に彩りを与える。Canonのおすすめプリンター「PIXUS PRO-10S」

インク: 顔料10色独立

コスト:L判 22.7円

速度:L判 65秒

用紙:A3ノビ

機能:プリント

特徴:10色のインクがきめ細かい写真の再現を可能に。黒系インクだけで3種類もあるので、暗部の表現もしっかり再現してくれる。

公式サイト

A4サイズ印刷可能! Canonのおすすめモバイルプリンター「PIXUS iP110」

インク:4色独立

コスト:A4カラー 12.8円/L判 16.2円

速度:A4モノクロ 9ipm/A4カラー 5.8ipm/L判 44秒

用紙:A4

機能:プリント

特徴:サイズは322×185×62(mm) 重量は驚きの2㎏。

公式サイト

SNSから直接印刷! Canonのおすすめプリンター「PIXUS TS8230」

インク:6色独立

コスト:A4カラー 12.8円/L判 19.4円

速度:A4モノクロ 15imp/A4カラー 10imp/L判 18秒

用紙:A4

機能:プリンター、コピー、スキャン

特徴:スマホからはもちろん、LINE、Facebook、Instagramからの印刷可能。またスマホから、プリンター本体の電源をONにできるため、家のどこにいてもすぐにプリントできる。

公式サイト

EPSONのおすすめプリンター

では次に国内シェア2位、世界でも3位と奮闘しているEPSONのおすすめインクジェットプリンターから紹介していきます。こちらも使い方や用途に合わせて購入の参考にしてくださいね。

★選びの基準

インク:独立か一体か。独立型の場合、無くなったインクだけを購入すれば良いが、一体型だと1つのインクが無くなったら、全てのインクを取り換える必要がある。

コスト:1枚あたりにかかる費用。大容量インクで算出、L判は純正用紙代含む

速度:A4はipm(1分間で擦れる枚数)で表記、L判は1枚が擦れる時間

用紙:用紙は最大のものを表記

機能:プリントのほかにコピー、スキャンなどが可能なものは記載

特徴:製品の特長を記載

ランニングコスト最強! EPSONのおすすめプリンター「EW-M630TB/TW」

インク:4色独立

コスト:A4モノクロ 0.4円/A4カラー 0.9円/L判 5.9円

速度:A4モノクロ 15ipm/A4カラー 8ipm/L判75秒

用紙:A4

機能:プリンター、コピー、スキャン

特徴:驚きのA4プリント1枚・0.4円! インクタンク搭載で刷れば刷るほど1枚あたりの単価が下がる。

公式サイト

プロ仕様の写真印刷を可能に! EPSONのおすすめプリンター「SC-PX7VII」

インク:8色独立

コスト:L判 21.7円

速度:L判 150秒

用紙:A3ノビ

機能:プリント

特徴:論理的色変換システムを使用。8色インクで184京通りの色表現を可能にしている。

公式サイト

カバンに入るサイズ! EPSONのおすすめモバイルプリンター「PX-S05W/B」

インク:4色 黒のみ独立 CMYは一体

コスト:A4モノクロ 6.8円/A4カラー12.9円/L判 26.1円

速度:A4モノクロ 7ipm/A4カラー 4ipm/L判63秒

用紙:A4

機能:プリント

特徴:使用時のサイズは僅か309×232×217(mm)。重量も1.6㎏と軽量。

公式サイト

QRコードでスマホと接続可能! EPSONのおすすめプリンター「EP-881」

インク:6色独立

コスト:A4カラー 12円/L判 20.6円

速度:L版13秒

用紙:A4

機能:プリント、コピー、スキャン

特徴:Wi-Fiルータが無くてもモバイルデバイスと接続できる。iPhoneならQRコードでかんた

接続。赤外線通信も可能なため、ガラケーとも接続できる。

公式サイト

CanonとEPSONの最新複合型プリンター「TS8230」と「EP-881」を比較!

昨年8月末に発表されたCanonとEPSONの最新複合型プリンター2機種、「TS8230」と「EP-881」を比較しました。

それぞれに個性があり、特徴的な機種ですので、どちらが優秀! と断定することができません。使用用途などに合わせて購入の参考にしていただければと思います。

Canon、EPSON以外のメーカーの最新プリンター

この項目ではCanonとEPSON以外のメーカーの、最新インクジェットプリンターを紹介します。

 brotherの最新複合型インクジェットプリンター「DCP-J978N-B/W」

インク:4色 黒インクは顔料、カラーインクは染料

速度:モノクロ 12ipm/カラー 10ipm

用紙:A4

機能:プリント、コピー、スキャン

特徴:コピーなど、最大20枚を自動で行える、ADF(自動原稿送り装置)搭載。

公式サイト

HPの最新インクジェットプリンター「HP Tango」

インク:4色 黒以外は一体型

速度:モノクロ 20ipm/カラー 19ipm

用紙:A4

機能:リント、コピー、スキャン

特徴:スタイリッシュなデザイン。スマホからインクを購入できる。

公式サイト

取材/文 高沢タケル

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