ネスレ日本は、2019年4月1日より、日本での家庭用スターバックスブランド製品の発売を開始する。新製品は『ネスカフェ ドルチェ グスト』向けに独自開発された、史上初のスターバックスブランドのカプセル5種類だ。
商品ラインアップは『スターバックス ハウスブレンド』、『スターバックス ライトノート ブレンド』、『スターバックス コロンビア』、『スターバックス ラテ マキアート』、『スターバックス カプチーノ』の5種類。
各12個入り、908円。2019年4月1日全国発売開始。ネスレ通販サイトにて先行して予約受付中。
『スターバックス ハウスブレンド』、『スターバックス ライトノート ブレンド』、『スターバックス コロンビア』の3種類は12杯分。『スターバックス ラテ マキアート』、『スターバックス カプチーノ』の2種類はミルクとコーヒーのカプセル各6個入りの6杯分。
同社が2007年より販売を開始した『ネスカフェ ドルチェ グスト』は、カプセル式のコーヒーマシン。タンクに水を入れて専用カプセルをセットし、ボタンを押すだけでコーヒー(紅茶なども)が抽出できる手軽さが人気だ。既存の自社ブランドのコーヒーラインアップに加え、家庭外ブランドの『スターバックス』を展開することで、異なる顧客層の獲得を狙う。
実際に作って飲んでみた
『ネスカフェ ドルチェ グスト』にカプセルをセットし、ボタンを押すだけで抽出できる。コーヒーカプセルの中身はスターバックスと同じ選び抜かれたコーヒーだ。
「ラテ マキアート」や「カプチーノ」は、フォームミルクのカプセルを先に抽出し、カプセルを変えてさらにコーヒーを抽出する。どちらもカプセルをセットしてボタンを押すだけ。数分で、「ラテ マキアート」を作ることができる。
早速、試飲! ふわっふわのミルクとスターバックスならではのコーヒーの味わいだ。
家でのスペシャリティコーヒー需要に対応するだけでなく、共働きが増えたことによる家庭外で(=オフィス)での需要も取り込みたい意向だ。
「ネスカフェアンバサダ~♪」のCMでおなじみのネスカフェアンバサダ―は、コーヒーを定期購入すれば『ネスカフェ ドルチェ グスト』などのコーヒーマシンが無料でレンタルできるシステム。現在、オフィス45万以上のオフィスに展開中で、今回販売されるスターバックス製品の購入も可能となる。ネスレ通販サイトからマシンの購入やレンタル、コーヒーマシンが実質無料となるお得なパッケージ商品の展開もある。
さらに、オフィスや大学・ホテルなど店舗以外でスターバックスのコーヒーを提供する『We Proudly Serve Starbucks』事業の全国展開も、19年4月より拡大する予定。スターバックスとの協業を強化してミレニアル世代を中心とする新規ユーザーの獲得を目指す。
商品情報/ネスレ日本 https://www.nestle.co.jp/
取材・文/はまだふくこ