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新品が激安で手に入る「iPhone 6s」は今、買っても後悔しないのか?

2019.03.22

2015年から発売されているiPhone 6s。Appleでは販売を終了しているものの、2019年3月初旬現在、ドコモ、Y!mobile、UQ mobileから新品で購入できる(一部法人向けで、iPhone 6s Plusを含め販売を継続している通信会社もある)。

各社が大幅割引で取り扱っていることもあって、iPhone 6sの人気は根強いようだ。

料金体系の見直しもあり、スマホの使用期間が相対的に長くなってきている今、果たしてこの「ちょっと古いiPhone」を現役として2年以上使えるのだろうか?

買いか? それともパスなのか? サイズを中心に再検証してみたい。

iPhone 6sの画面サイズは最新モデルと比べて遜色ない?

2014年発売のiPhone 6/6 Plusのマイナーチェンジ版といわれるiPhone 6s/6s Plus。新品でiPhone 6s Plusを購入するのは難しくなったものの、iPhone 6sはまだ買える。

多くのユーザーが2年以上このiPhone 6sを使うことになるであろう。それまで現役でいられるのだろうか? 画面サイズのデータを元にして検証してみる。

iPhone 6sの画面サイズは何インチ?

iPhone 6sの画面サイズは4.7インチだ。Retina HDで解像度は1334×750の液晶を採用している。

5インチオーバーが主流の中、小さく感じるのは確かだ。しかし、タテヨコ比率が19:9など、長細いディスプレイが増えている中、オーソドクスな16:9の画面比率のため、「使ってみたら意外と画面は小さくないな」、そんな印象を持つ人もいるだろう。

iPhone 6s Plusの画面サイズは何インチだった?

iPhone 6s Plusの画面サイズは5.5インチ。Retina HDで解像度は1920×1080のフルHDサイズの液晶を採用していた。

16:9のオーソドクスな画面比率、液晶にカメラなどの切り欠きがないといった要素もあり、使い勝手は今でも侮れない。

最新のiPhone XS/XS Max/XR、現行のiPhone 7、iPhone 8シリーズの画面サイズと比較

まずはiPhone 6sと現行モデルの画面サイズを比較してみよう。

iPhone 7、8とは同サイズだ。

一方、iPhone XSとは有機ELに画面のタテヨコ比も異なるなど、サイズも仕様も全く違う。

最新トレンドを搭載したスマホを選びたい……そんな人にはiPhone XSをおすすめする。

そうでない人で防水・防塵にこだわらないなら、iPhone 6sでも十分だろう。

ちなみに、iPhone 6s Plusでも検証してみた。こちらもiPhone 7 Plus、8 Plusと同一サイズだったことがわかる。

iPhone XSとはあまり画面サイズは変わらないが、iPhone XS MaxやiPhone XRは6インチオーバーのため、格が違うという印象。しかし、X系のiPhoneは画面のタテヨコ比が細長くなっているので、実使用では好みの分かれるところだろう。

iPhone 6sのボディサイズを最新&歴代モデルと比較

画面サイズに続いて、ボディサイズを最新のiPhone、歴代のiPhoneそれぞれと比較してみよう。

まずはiPhone 6s/6s Plusのサイズを確認

最初に、iPhone 6sのサイズをまとめてみた。

次に、iPhone 6s Plusのサイズも検証してみる。

最新のiPhone XS/XS Max/XRのサイズと比較

それでは、歴代のiPhoneとサイズの比較検証を行ってみたい。まずは最新のiPhone XS/XS Max/XRと比較検証してみたい。

iPhone 6sは幅が唯一67.1mmと60mm台に収まっている。さらに注目は重量の軽さだろう。iPhone XSとも34g違い、もっとも重いiPhone XS Maxに比べると65gも軽い。これはiPhone XS Maxの7割ほどの重量に収まっていることを意味する。手にするとかなりの重量差を感じるのではないだろうか。

念のためiPhone 6s Plusと最新X系のiPhoneとも比べてみた。iPhone XSはやはり、iPhone 6〜8の進化形であり、Plusの進化形はiPhone XR、iPhone XS Maxなのだと再確認できるはずだ。

iPhone 6s Plusは防水・防塵なしでこのサイズ感。正直、性能を考えると大きくて重いという印象だ。カタログ落ちもやむを得ずといったところだろう。

iPhone 6/6 Plusのサイズと比較

続いて、iPhone 6sの1世代前のモデル、iPhone 6/6 Plusとサイズを比較してみよう。

iPhone 6/6 Plusと寸法はあまり違いがないが、重量で20g前後違うのがわかるだろう。iPhoneが性能の進化と引き換えに重量が重くなった、その歴史が垣間見える。

サイズだけで考慮すると、iPhone 6シリーズの方が優位だったのでは? と思わせる結果だった。

もっとも、Appleはスペック詳細を公表しない部分もあり推測ではあるが、電池容量が増えている可能性がある。電池もちはユーザーメリットに直結するので、単純に「重量増は悪」とはしたくない、そうフォローさせていただければ幸いだ。

iPhone 7/7 Plusのサイズと比較

続いて、防水・防塵を採用し、Plusではデュアルカメラも使うようになった、iPhone 7/7 Plusとのサイズ比較をしていこう。

iPhone 6シリーズからiPhone 6sシリーズになる際、重量増があった反省なのか、防水・防塵を採用したにもかかわらず、寸法は不変で重量はiPhone 7/7 Plus両モデルとも、若干軽くなった。

iPhone 8/8 Plusのサイズと比較

それでは、iPhone 6シリーズから続く世代最後のモデル、iPhone 8/8 Plusとサイズを比較してみよう。

iPhone 8シリーズはワイヤレスの充電(Qi=チー)に対応したため、重量増がおきている。寸法も若干だが増して、特に厚みが増したのが残念ではある。

しかし、背面にガラスを採用し、高級感を意識したモデルでもあり、品質とのトレードオフと割り切れれば、微増と思えるだろう。

iPhone SEのサイズと比較

残念ながらAppleや三大通信キャリアでは販売されなくなったが、UQなどで購入できて、コンパクトさが魅力のiPhone SEともサイズ比較してみたい。

ちなみにiPhone SEの画面サイズは4インチだ。もちろん、画面サイズが小さいことで、動画視聴やゲームプレイに不満を感じることもあるかもしれない。しかし、この圧倒的なコンパクトさ、軽さ! iPhone 6s Plusと比べると重量は半分くらいに感じるだろう。いまだにiPhone SEの後継機のウワサがファンの間で上がるのも、納得するスペック差である。

最新のiPad mini(第5世代)とも比較してみた

最後に、スマホではないものの3月19日に登場したiPad mini(第5世代・Wi-Fiモデル)のサイズ・画面サイズも確認してみた。

やはりタブレットとは寸法も重量も大きく異なることが確認できた。iPhone XS Maxあたりだと「タブレットとそんなにサイズが違わないかも?」と思う人も多いだろうが、mini版とはいえ、タブレットはスマホとは違うのだと、改めて認識する。

iPhone 6sのケースは? サイズはどうなの??

iPhone 6sのケースは未だに販売されているが、さすがに減ってきている。しかし、iPhone 7とiPhone 8という現行モデルとほぼサイズが同一なので、流用も可能となる。ただし、ハードタイプのケースや、タイトな作りのケースでは装着できないこともあり、注意していただきたい。

また、iPhone 6s Plusの場合、iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plusともに背面カメラがデュアルになっている。流用するとカメラ撮影がしにくくなったり、ケースがフィットしない場合があるので留意いただきたい。

 iPhone 6sのSIMカードのサイズはどうなの?

iPhone 6s/6s Plusはともに「Nano-SIMカード」と呼ばれるSIMカードを使っている。こちらはiPhone 5以降、最新のiPhone XS、XS Max、XRまで同一サイズとして使われている。

充電などにLightningケーブルを使う(今後はUSB-Cケーブルにスイッチするとウワサがあるが)タイプのiPhoneは、同一のSIMカードを使っている、そうご理解いただきたい。

結論。iPhone 6sはまだ新品で買っていいのか?

ここまで、サイズを中心に様々な角度からiPhone 6sの検証を行ってきた。

CPUにA9チップを用いて、Touch IDにも対応するなど、iPhone 6sは「最新ではないが十分」な性能を持ったスマホといえるだろう。

ただし、最近のトレンド仕様である、ホームボタンレス、細長いディスプレイ、デュアルカメラ、有機ELディスプレイなどは採用していない。今後2年以上経った場合、「古くさいなあ」と思うことがあるかもしれない。

しかし、iPhone伝統の1つのホームボタンでコントロールするUIに魅力を感じる人もいるだろう。また、最新のiOS 12にも対応するなど、ある程度のアップデートはできている。

販売価格次第ではあるが、iPhone 6sは、最先端層以外なら買ってもいいスマホといえるのではないだろうか。

取材・文/中馬幹弘

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