小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

プロが伝授!テニスボール2個でできる集中力強化メソッド

2019.03.21

うまく積めない場合の対処法

森さんによれば、集中するのが苦手な人ほど、ボールをうまく積めないそうで、なかなかうまくいかない場合は、以下の方法をとるようアドバイスする。

1. 上に置くボールにペンで直径5ミリほどの点を書き込む。

2. その点が天井を向くようにし、その点を真上から見下ろすような姿勢をとって、ボールを乗せてみる。

ボールを乗せられない主な原因は、ボールに目の焦点が合っていない(視覚をボールに集中させられない)からで、もっと小さな点に目の焦点を合わせることで、ボール積みが容易になるという。

うまくできない場合、乗せる側のボールに点を描く

ボール積みの上級編

上記のやり方が簡単にできるようになったら、1分間で5回のボール積みにトライしてみる。また、片手だけで積むようにする。

マスターすれば、「瞬間的にやるべきことに集中できる」まで力がつくという。同時に、プロのアスリートが試合前に行う、集中力を高めるための「ルーティン」にもなるので、仕事場に常備して、随時ボール積みをするように習慣づけるとよいだろう。

本書には、ほかに途切れた集中を復活させる「消去動作法」、一つのことに集中させる「一点シール法」など、実践的な集中力強化法も載っており、集中にはNGとなる注意すべき悪習慣も解説されている。気が散りやすいとか、物事に取り組むのに時間がかかるといった悩みを持つ人は、本書にあるメソッドをいろいろ試してはいかがだろう。

森健次朗さん プロフィール
株式会社集中力代表取締役。一般社団法人日本集中力育成協会代表理事。ミズノでは、シドニーオリンピックで12個の世界新記録を生んだ「サメ肌水着」を発明するなど、オリンピック競技ウエアの開発に携わる。現在は、リラックス法・集中法を体系化し、全国の企業、学校、スポーツチームを中心に、講演や研修、ワークショップを実施。

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。