色で感情や印象をコントロールことができる
近年、「色彩心理学」の研究も進んでいますが、色は光の振動であり、波動です。その色の振動は視神経を通って脳に指令を送り、その時の気分や感覚を左右します。今身につけている洋服や小物、メイクやネイルなどの色も、様々な感情に影響を与えています。うまく色を使って、感情をコントロールすることもできますし、普段何気なく選ぶ色から、今の心理状態や欲求などを知ることもできます。
・落ち込んでいる時に気分転換したい
希望や楽しさを与えてくれるイエローなどのビタミンカラーを身につけましょう。
・モチベーションを上げたい
熱意や情熱を煽るレッドを身の回りに置いてみてください。
・明るい印象を持たれたい
顔周りに暖色、特にピンクを使うと、顔の血色が良く見え、明るいイメージを与えることができます。
・信頼できる印象を持たれたい
コミュニケーション能力を上げるブルーをまといましょう。冷静さ、的確な判断力を与えてくれるので、自然と周りから信頼される存在になります。
・親近感を持たれたい
心の距離感を縮めるオレンジを取り入れましょう。おおらかさ、懐の深さなどを演出し、幼馴染だったかのような親近感を持たれるはずです。
・一目置かれる存在になりたい
敬意、正義感を意味するロイヤルブルー(紺)を使いましょう。特に、責任感が強いイメージを抱かれる色なので、目上の方に会う時にもとても好かれる色です。
・グレーを選ぶ時
物事を曖昧にさせておきたい時。白黒付けられない、優柔不断になっている時や、精神的にも肉体的にも疲れて喧騒から逃れたい時など。
・白を選ぶ時
物事を浄化、リセットしたい時。全てを白紙に戻して再スタートを切りたい時など。
・ピンクを選ぶ時
女性として認められたい、愛されたい、自己肯定したい時など。
・黒を選ぶ時
周りからの視線や意見などから自分を守りたい時。遮断、保護の意味があります。
【取材協力】
鏡学コンサルタント 鎌田聖菜さん
大学で臨床心理学を学んだ後、女優兼心理士として活動。現在は、鏡と色を使い、潜在的な美人力を引き出す独自のメソッドで1000人以上のコンサルを行う。
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文/岡のぞみ
営業、留学カウンセラー、広報の仕事を経て会社員10年目に独立。企業での1500件以上のPR経験を活かし、女性の起業やPRをサポートしている。