実際に『fuwaraku』を履いてダッシュしてみた
いよいよ、『fuwarakuベーシック』の『FR-1202』の履き心地をレポート。
足を入れてみると、ふんわりと優しく包み込まれるような感覚だ。見た目も、“足への優しさ”を謳っているブランドにしては、まあまあスマートな方だと思う。コンフォートシューズによくある“野暮ったいモッサリ感”はあまり感じられない。
細めのラウンドトゥなのでつま先が少し締め付けられるような感じはあるが、親指のつけ根にはまったく痛みを感じない。
ちなみに、これが筆者の足。サイズは23.5cmとごく平均的だが、やや幅広で親指のつけ根の骨が少し出っ張っている。そのため、せっかく可愛いデザインのパンプスを購入しても、すぐに親指のつけ根が痛くなり履けなくなってしまったたという苦い経験がある……。
実験なので、あえてダッシュしたり、階段を全速力で昇り降りしてみた。ずっと歩いたり走ったりしているうちに、筆者の利き足である右足の薬指と小指が少し痛くなってきた。
しかし、外反母趾の人が痛みを抱える箇所である“親指のつけ根”は、どれだけ猛ダッシュしてもまったく痛みを感じることはなかった。
これはあくまでも筆者個人の感想だが、親指のつけ根にはかなり優しいパンプスだと感じた。
痛くないのに見た目がスマートなパンプスは、女性にとってかなりありがたい商品。妻・彼女にさりげなくプレゼントすれば、株が上がるかもしれない。
文/吉野潤子