「働く女性をヒールパンプスから解放しよう」という声も最近では少しずつ増え始めてきたが、依然として多くの女性がヒールパンプスを履いて仕事をしている。
また、職場で強制されていなくても、「スタイルがよく見えるから」という理由で好んで履いている女性もいる。
見た目はたしかにカッコいいが、一日中ヒールパンプスで歩き回ると足にかなりの負担がかかる。当然、健康への影響も大きく、足の親指が内側に折れ曲がる“外反母趾”に苦しんでいる女性も少なくない。
そこで今回は、足への優しさを謳っている株式会社チヨダのブランド『fuwaraku(フワラク)』の履き心地をレポート。
お手頃価格なので、毎日仕事を頑張っている彼女・妻へのプチプレゼントにいかがだろうか。
『fuwarakuベーシック』のプレーンな5cmヒールパンプスを買ってみた
『fuwaraku(フワラク)』は、全国1047店舗(2019年2月末現在)を展開するチヨダのオリジナルブランド。キャッチコピーは「もっとラクにがんばれるパンプス」で、仕事でパンプスを履いている女性たちのリアルな意見をもとに作られたのだという。
仕事に使えるシンプルデザインの『fuwarakuベーシック』、お洒落っぽさを重視した『fuwarakuカジュアル』、日本製で品質にこだわった『fuwarakuプレミアム』の3つのラインがある。
この3ラインは、それぞれ素材(合成皮革/天然皮革)・ワイズ(2E~5E)・ヒールの高さ(2.5~7.0cm)・つま先の形(スクエア/ラウンド/アーモンド)のバリエーションが豊富に揃っている。そのため、自分の好みや足の形、ライフスタイル、予算などに合わせて選べる。
今回筆者が選んだのは、『fuwarakuベーシック』の『FR-1202』(税抜3890円)。『FR-1202』の素材は合成皮革、ヒールの高さ5.0cm、つま先はラウンドトゥ、ワイズは3E。仕事だけでなく冠婚葬祭もいける、とてもオーソドックスなブラックパンプスだ。
履き心地だけでなく、ニオイ・ムレ・コツコツ音対策も
実際に履き心地を試すまでに、まずは外観をチェック。
『fuwaraku』パンプスの中には、『ふわふわクッションインソール』と呼ばれるクッションが入っている。この柔らかいクッションが、一人ひとり形の違う足を優しく包み込み、足裏の衝撃を吸収してくれるという。
素材は、厳選した柔らかい合成皮革。防水仕様なので、雨の日の通勤や外回りに良さそう。内側は、通気性・吸水性に優れたメッシュ素材。パンプスの中の不快なムレを軽減してくれる。さらに、湿気やニオイがこもりがちなつま先部分には、抗菌・防臭加工の素材を使用。
高屈曲性なので、しゃがんだり走ったり様々な動きをしやすくなっている。
靴の裏にもこだわりが。滑りにくいアウトソールで、グリップ力をアップ。和をイメージしたオリジナルデザインで、日本の働く女性にエールを送っている。
ヒールは、“ハイヒールのコツコツ音”を抑える静音タイプを使用。
リアルな声を参考にしているだけあって、履き心地のみならず、ムレ、ニオイ、音など様々な足の悩みに対応しているようだ。