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知ってる?Gmailに届いたメールを他のアドレスに自動転送する方法

2019.03.13

メールの転送機能は大事なメールの見逃し防止など様々な使い方ができる機能です。Gmailには転送機能がデフォルトでついていて、簡単な設定だけで利用できます。また、設定を変更すると特定のメールアドレスからのメールだけを転送できるなど自由度の高い使い方ができます。

今回はGmailの転送について紹介します。

Gmailを自動転送するやり方

最初にGmailの設定(歯車のマーク)を開きます。そして、「メール転送とPOP/IMAP」へ移動して、「転送先アドレスを追加」をクリックします。Gmailを自動転送したいアドレスを入力すると、「確認コードを送信しました」というメッセージがでます。入力したメールアドレスに確認メールが届いているので、メールの中のリンクをクリックします。

その後、Gmailが表示されているページを一度更新すると、「転送」の項目に転送先となるメールアドレスが表示されるようになるので、次は「受信メールを」の部分にチェックをいれて、どのように処理をするかを選択します。「Gmailのメールを受信トレイに残す」、「Gmailのメールを既読にする」などの項目があるので、必要なものを選んで下部にある「変更を保存」をクリックすれば完了します。

Gmailで受信したメールを外部のメールツールに転送する設定です。逆に、他のメールツールに届くメールをGmailで受信したい場合は、Gmailではなく他のメールツールの設定を変更する必要があるので注意しましょう。

Gmailの自動転送を解除する方法

Gmailの自動転送を解除する場合は、「設定」から「メール転送とPOP/IMAP」を開きます。「転送」の項目で「転送を無効にする」にチェックをいれて、「変
更を保存」をクリックすれば自動転送を解除できます。最初の自動転送の設定と同じで、「変更を保存」をクリックしないと適用されないので注意しましょう。

Gmailをフィルタ設定で自動転送する

通常の転送の設定のままだとすべてのGmailに届いたメールが転送されることになります。すべてのメールではなく、「フィルタ」を活用すると特定のメールだけを転送できるようになります。

「設定」を開いて「フィルタとブロック中のアドレス」へ移動して、「新しいフィルタの作成」をクリックします。新しいフィルタの設定の画面が出るので、「From」の部分に特定のアドレス(優先して確認したいアドレス、重要な取引先のアドレスなど)を入力します。

そして、下部にある「フィルタを作成」をクリックして、次に表示されるフィルタの条件、設定画面で「次のアドレスに転送する」にチェックをいれて、転送先のアドレスを選択して「フィルタを作成する」をクリックすれば、条件に当てはまるメール(この場合は特定のメールアドレスからのメール)だけが転送されるようになります。

また、「含む」の部分に「重要」などのキーワードを入力したフィルタを作成すると、件名もしくは本文に「重要」が記載されている、大事なメールだけが転送されるようになります。フィルタを活用することで、転送の自由度は大きく変わります。

Gmailを複数のアドレスへ転送するやり方

前述の設定で自動転送できるのは、ひとつのメールアドレスのみです。ですが、Gmailはフィルタを活用することで、複数のメールアドレスにも転送できるようになります。

Gmailの「設定」を開き、「フィルタとブロック中のアドレス」に移動して「新しいフィルタを作成」をクリックします。作成するフィルタの設定が表示されるので、「件名」の部分に「*」、「含む」の部分に「@」を入力して「この検索条件でフィルタを作成」をクリックします。警告文が表示されますが、Okを押してそのまま進みます。最後に「次のアドレスに転送する」にメールを転送したいアドレスを入力すれば完了です。

このフィルタを転送したいメールアドレスの数だけ用意すれば、Gmailに届くメールを複数のアカウントに転送することができます。フィルタは最大で20までしか作成できないので、この方法を利用する場合は注意しましょう。

Gmailを一括で転送するやり方

既にGmailで受信しているメールを含めて、すべてのメールを別のアドレスに一括で転送する方法は、現在では使用できなくなっています。過去に受信したメールを転送する場合は、ひとつずつ手作業で転送していく必要があります。

Gmailが転送されないときの対処法

Gmailで転送の設定をしたのに、ほかのメールアドレスに正しく転送されない場合があります。Gmailは迷惑メールを自動で区別する機能があり、正しく転送されないメールはGmailによって迷惑メールとして処理されている可能性があります。迷惑メールを防ぐ便利な機能ではありますが、大事なメールも処分してしまう場合もあるので、注意が必要です。

メールがうまく転送されないときはフィルタの設定を変更することで改善されます。「設定」を開いて「フィルタとブロック中のアドレス」に移動します。そして、フィルタの「編集」をクリックして詳細な設定を開きます。「迷惑メールにしない」の項目にチェックを入れて、「フィルタを更新」すれば完了です。

スマホ版Gmail転送のやり方

Gmailはスマホ版がリリースされているので、利用している方も多いのではないでしょうか。ここまで紹介してきたGmailの自動転送は、スマホ版からでも設定できます。Android版Gmailとiphone版Gmailの両方で操作が共通しているので紹介します。

GoogleChrome以外のブラウザ(FireFoxなど)をダウンロードして開きます。そして、アプリではなくブラウザからGmailを開きます。ブラウザの画面右上の設定ボタンから「PCサイトモード」か、画面下部にある「デスクトップ」をタップします。PC版Gmailと同じ画面になるので、以降の手順は同じです。

Gmailの「設定」を開いて、「メール転送とPOP/IMAP」にいきます。次に「転送」の「転送先アドレスを追加」をタップして、Gmailを転送したいアドレスを入力します。転送先のアドレスに確認のメールが届くので、メール内のURLを開いて確認をします。スマホ版Gmailを一度更新して、転送先アドレスが入力されているのが確認できたら「変更を保存」をタップして完了です。

なお、公式が推奨している方法は、あくまでPC版のGmailからの設定なので、なるべくPCから自動転送の設定をしましょう。

文/三浦修靖

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