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泊まれる茶室がコンセプトの和のカプセルホテル「hotel zen tokyo」が東京・人形町にオープン

2019.03.10

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

極小空間の研究をしてきた建築家の各務氏が作ったカプセルホテル

 近年、さまざまなコンセプトのカプセルホテルが次々と登場して話題となっているが、東京・人形町に4月上旬グランドオープンのカプセルホテル「hotel zen tokyo」 は、ハーバード大学デザイン大学院で都市デザイン学を学んだSEN代表で建築家の各務太郎氏が手掛けた、茶室にインスパイアされた「禅×ミニマリズム」ホテルだ。

「建築家としてこれまで日本の極小空間の研究をしてきた。黒川紀章氏の中銀カプセルタワービルや漫画喫茶、新宿ゴールデン街など日本には極小空間を活かした建築文化があり、起源をたどっていくと400年前の茶室にあることがわかった。茶室の傑作とされる千利休が作った妙喜庵待庵は日本のミニマリズムの神髄とされる。妙喜庵待庵にインスパイアされ、床の間やにじり口といった茶室の伝統を活かしながら、機能は21世紀型にアップデートした泊まれる茶室がコンセプトの新しいカプセルホテル。茶人たちが理想の茶室を掲げた市中の山居をテーマにして、都会の中に静かな空間をしつらえた」(各務氏)

 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には4000万人の訪日外国人客が見込まれ、五輪をきっかけにインフラがより整備され、五輪後も訪日客は増え続けると言われている。外国人観光客の69.7%は旅館などの和室に泊まりたいという潜在ニーズがあるが、実際には10.7%しか和室に泊まっていない。和室、旅館の価格帯が高い、都市部から遠い位置にある、英語対応ができていないなどが理由に挙げられる。

 hotel zen tokyoではこれらの問題を解決し、人形町駅徒歩1分、水天宮前駅から徒歩5分、東京駅八重洲口からはタクシーで5分程度という立地の良さと、和の空間を楽しみながら6000円~というカプセルホテルならではの料金を実現した。

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