訪日外国人の女性がドラッグストアで化粧品を〝爆買い〟していたのは、まだ記憶に新しい。その需要に応えるため、ドラッグストアチェーンは他業界に先駆けて『Alipay』や『WeChat Pay』に対応してきた。今では続々と日本のスマホ決済サービスにも対応している。
マツモトキヨシ
マツモトキヨシは、オンラインストアに加え、リアル店舗でも『d払い』の支払いに対応。『d払い』を提供するNTTドコモとは2017年に業務提携を発表しており、マツモトキヨシはdポイントを導入。dポイントとマツキヨポイントがダブルで貯まる。
2018年4月にマツモトキヨシのdポイント対応に関する発表会が開催され、『d払い』導入も発表。
ツルハ系
ツルハドラッグ、くすりの福太郎などツルハホールディングスのドラッグストア(調剤店舗は除く)約1800店舗で、『d払い』と『LINE Pay』による支払いが可能だ。決済サービスのポイントに加え、カードを提示することでツルハグループのポイントも貯まる。
ウエルシア系
ウエルシア、ハックドラッグ、ハッピー・ドラッグ、ダックス、マルエなど、ウエルシアホールディングスが全国に展開するほぼ全店舗、約1800店舗で『d払い』『LINE Pay』が、昨年11月から利用できるようになった。他社に比べて対応が遅れていた印象だが、より便利に。
※記載されている情報は全て2019年2月4日時点のものです。
取材・文/房野麻子