様々な企業によるスマホ決済サービスが始まり、○○ペイの名前を見聞きする機会が増えた。はたして、実施中&スタート予定のサービスにはどのようなものがあるのか。まずはジャンル別に図解。
キャッシュレス化に向けて大きな動きがある1年に
もともとITベンチャー系からスタートしたQR決済。そこに大手IT系や銀行系が加わり、現在では実に多くのサービスが始まっている。
すでに大手IT系のサービスについては出揃った感があるが、今年は『ゆうちょペイ』やメガバンクの『Bank Pay』が開始予定。また、コンビニ独自の決済サービスも登場するなど、新たな動きがありそうだ。
余力のある大手IT系では、定期的にお得なキャンペーンを実施。中でも「100億円あげちゃうキャンペーン」で一躍、認知度を高めた『PayPay』のキャンペーン第2弾も引き続き盛り上がりを見せている。2020年のオリンピックイヤーに向け、各社の競争はますます激化する可能性が高い。お得なキャンペーン情報に耳を傾け、欲しい商品をお得に購入していくのが得策だ。
現金以外の電子マネーによる給与支払いも進んでおり、ますますキャッシュレス化に拍車がかかりそうな本年。現行法の改正なども含め、注視したい。
大手IT系
d払い(NTTドコモ)[ケータイキャリア系]
ドコモユーザーならケータイ料金合算払いが利用できる。ドコモ以外のユーザーも「dアカウント」を取得することで利用可能。
au PAY(KDDI)[ケータイキャリア系]
『楽天ペイ』と連携。同一の決済プラットフォームを利用し、加盟店開拓を共同で行なうことで拡大を狙う。
PayPay(PayPay)[ケータイキャリア系][EC系]
ソフトバンクとヤフーの共同出資会社が運営。インパクトのある「100億円あげちゃうキャンペーン」で一気に知名度をアップ。
楽天ペイ(楽天)[ケータイキャリア系][EC系]
『楽天ペイ』アプリに、電子マネー『楽天Edy』、楽天スーパーポイントを統合予定。個人間送金にも着手。
Amazon Pay(Amazon)[EC系]
「Amazonアカウント」を使って決済できる。利用は『Amazonショッピング』アプリからで、現在の加盟店は都内が中心。
〈2019年6月開始予定〉merpay(メルペイ)[EC系]
『メルカリ』で得たフリマの売上金を、実店舗で利用できるよう、子会社の「メルペイ」を設立。今後の展開が期待される。
LINE Pay(LINE)[コミュニケーション系]