バスやタクシーなど公共交通機関も十分に発達しているハワイですが、自由に気兼ねなく観光したい。
そう思っている方に向け、この記事ではハワイで借りることのできる、おすすめのレンタカーを紹介します!
またハワイでレンタカーを借りる上で留意すべき点や、メリットなども紹介しますので、参考にしていただければと思います。
ハワイでレンタカーを借りるならダラーがおすすめ!
アメリカ・カナダを中心に展開しているダラーレンタカー最大の特徴は、その料金にあります。
後述するHISの料金価格表を見るとわかりますが、オアフ島で最も営業所の多い大手ハーツレンタカーよりも、同車種でもいくらか安価に借りることができます。
またダラーではJAL会員やANA会員向けの優待値引きも行っているので、次の項目にて紹介します。
公式サイト http://www.dollar.co.jp/
ハワイでレンタカーを借りるならここ! ダラーの割引価格
上で書いたように、ダラーでは優待予約というものがあるので、普通に予約するより安価に車を仮ことができるケースがあります。
例)ANAマイレージクラブの会員様限定にらくらくプラン(現地払い)を優待料金でご案内しています。
通常らくらくプラン(現地払い)は86ドル掛かりますが、会員限定価格は78ドルです。
またJCBカード会員限定でも同様の優待価格で提供しています。
ほかにもJALマイレージクラブ会員限定優待やEPOSカード会員限定の優待など、計9つの会員限定優待予約が可能ですので、HPからチェックしてみてください。
ダラーレンタカーのハワイ営業所
ダラーはハワイに数多くの営業所をもっています。
オアフ島に5つ、ハワイ島に4つ、マウイ島に2つ、そしてカウアイ島に1つの営業所があります。
オアフ島の営業所はホノルルに集中しているので、宿泊するホテルの近くから営業所を選べることもポイントの1つです。
オアフ島の営業所は空港の近くにもあるので、到着してすぐ借りることもできますね。
※ワイキキ周辺のダラーレンタカー営業所(☆マーク)
ハワイのレンタカーならこちらもおすすめ! アラモレンタカー
ハワイのレンタカー会社でももう一つおすすめなのが、アラモレンタカーです。
ダラーと同じくリーズナブルな価格が売りで、日本からの観光客への待遇も手厚いのが特徴です。
まず価格ですが、後述するHISの比較サイトを見ていただけると分かるように、同車種でもハーツやダラーと比較して、リーズナブルな価格でレンタルできるケースがあります。
次に日本からの観光客への待遇ですが、24時間体制の日本語対応ホットラインで、運転中のトラブルや道に迷った時など、困りごとが発生した際にサポートをしてくれます。
また、予約時に車種や色をリクエストできるレンタカー会社は多数ありますが、契約後でも駐車場に並んだ車の中から、借りる車を追加料金なしで実際に見て決められる「アラモセレクト」というサービスもポイントの一つでしょう。
契約後でも豊富な車種の中から、内装まで見学した上で気に入ったものを選べる「アラモセレクト」。営業所はオアフ島に4、ハワイ島に3、マウイ島に2、カウアイ島とモロカイ島にはそれぞれ1つずつあります。
公式サイト https://www.alamo.jp/
ハワイでも借りられる!? トヨタレンタカー
国内レンタカー会社の大手「トヨタレンタカー」は、世界的規模で展開しているレンタカー会社の一つ、「ハーツレンタカー」と提携しています。
ハーツは、世界145か国で1万200店舗の営業所を展開している企業で、ハワイでも数多くの営業所を持っています。
オアフ島に7、ハワイ島に5、マウイ島に3、カウアイ島に1ある営業所の内、特にオアフ島にある営業所は数も立地も優れています。
国際空港の近くにはもちろん、ワイキキの中心部の主要ホテルの近くにも営業所を持っているので、ワイキキ市内中心部のホテルに宿泊し、車をレンタルする場合はハーツがおすすめです。
またトヨタレンタカーと提携しているため、トヨタレンタカーメンバーまたはトヨタ系のカードを持っていれば、割引優待を受けることができます。
現在(2019年2月現在)ハーツではハワイキャンペーンと称し、ハワイで車を4日間以上借りるお客様に対しレンタル料金1日無料などのキャンペーンを実施中です。
お得にハーツを利用するなら、一度チェックをしておきたいところですね。
ハーツレンタカー公式サイト https://www.hertz.com/rentacar/reservation/
トヨタレンタカー公式サイト https://rent.toyota.co.jp/index.aspx
HISでハワイのレンタカー会社を比較
HISの公式HPでは、大手レンタカー会社を一括比較。世界400都市、約1000営業所を選りすぐっており、目的に合ったクルマ、価格でのレンタルがしやすいでしょう。
ハワイでは先に紹介したハーツ、ダラー、アラモの三社を中心に、同車種での料金比較が見やすく紹介されています。
またロイヤルハワイアンセンターB館の3階にはHISの専用レンタカーデスクがあり、こちらでは日本語OKのスタッフが対応してくれます。
公式サイト https://cars.his-j.com/RtfSearch.aspx
ハワイで乗るなら何がおすすめ!? レンタカーおすすめ車種
ハワイでSUVやコンバーチブルを借りようかと思っている方、ちょっとまってください!
不慣れな道や土地勘のない場所でSUVやコンバーチブルに乗るのは少しリスキーかもしれません。
例えばSUVですが、以下のようなメリット/デメリットがあります。
メリット
・車体が大きいので荷物が比較的多く入る。
・大人数でも快適に移動できる車種が多い。
デメリット
・車体が大きいのでワイキキの狭い駐車場(特に立体駐車場)で苦労する。
→ワイキキは意外と狭い道や駐車場が多いので、車体の大きなSUVだと少し苦労するかもしれません。
SUVに乗り慣れている方なら問題ないかもしれませんが、普段セダンなどコンパクトなサイズの車に乗っている方には、あまりSUVはおすすめできません。
また気分爽快なコンバーチブルですが、以下のようなメリット・デメリットがあります
メリット
・ハワイの快適な風を感じることができる。
デメリット
・天候に極端に弱い(特に日差しがきつい)
・あまり多くの荷物を持ち運べない。
→荷物を置くスペースに屋根を収納するタイプが多いので、あまり多くの荷物は運べません。
・レンタル費用が比較的高い。
上記を踏まえ、初めてのハワイ、初めてのハワイでのレンタカーという方は、普段乗り慣れている車種の方が無難なようです。
それでもどうしてもオープンカーやコンバーチブルに乗りたい! という方は一日だけ憧れの車を借りてみるというのも一つの手かもしれません。
ただしここに書いたのはあくまで一例です。
セダンやコンパクトカーでも車絶対に駐車に苦労しない、ということでもありませんのでご注意ください。
ハワイでレンタカーを借りたら行きたいおすすめスポット
レンタカーを借りたからには、ワイキキを出て、徒歩では行きづらい人気のエリアを観光したいですよね。
この項目ではそんな、車で行けるおすすめスポットを紹介します。
ダイヤモンドヘッド
ホノルルを象徴するダイヤモンドヘッドは、ワイキキからのアクセスも良く、ワイキキ全体と綺麗なハワイの海を眺望できるスポットとして人気のエリアです。
バスでも行くことは可能ですが、車で行く場合ゲート内の駐車場まで入ることができます。
タンタラスの丘
オアフ島で最も綺麗な夜景が観られるスポットとして評判のタンタラスの丘からは、ダイヤモンドヘッド、ワイキキ、そしてパールハーバーを眺めることができます。
道中、少し暗い道が続きますので運転される際は十分注意してください。
カネオヘ湾・カイルア
オアフ島の東に位置するカネオヘ湾は、別名「天国の海」と称される壮麗な海です。
早朝にはサンライズを見ることができ、さらには現地オプショナルツアーに参加してウミガメをウォッチングすることもできます。
【参考】
@DIME別記事「ハワイに行ったら参加したいおすすめのオプショナルツアーは?」
車でカオネヘ湾に出かけ、ツアーに現地参加したら、帰り道で東海岸にカイルアに寄り道して、人気のお店でショッピングを楽しむのも良いかもしれません。
レンタカーを借りたらどこにいく? ハワイのおすすめのコース
レンタカーを借りて、オアフ島を周遊するなら、どういったコースがいいのでしょうか。
この項目では、おすすめのドライブコースをHISのHPからご紹介します。
ワイキキを出てレインボードライブインで地元の人に人気のプレートランチを食べ、ダイヤモンドヘッドやココヘッドといったオアフ島を代表する山々を眺め、ハナウマ湾・ワイマナロビーチにカイルアビーチとったハワイの海を楽しめるコースになっています。
途中カフクシュガーミルやポリネシア・カルチャーセンターなどでハワイの歴史や伝統文化も学べるのが特徴です。
【参考】
https://cars.his-j.com/ct/drive_route/oahu/index.html
ハワイでレンタカーに乗る際の必要物と注意点
ハワイで運転する際に必要なものは、当然ですが運転免許です。
しかしこれ免許以外の物も場合によっては、必要となるケースがあります。
またハワイには日本の交通法と異なる点がありますので、それらをしっかり学んでおくとあちらで苦労することは少ないかもしれません。
この項目ではそんなハワイでのレンタカーを借りて運転する際に必要な物や注意点を紹介します。
ハワイのレンタカーで特別な免許は必要?
ハワイで車を運転するのに特別な免許や国際免許は必要なのでしょうか?
答えはNO。
ハワイで運転をするには、日本の普通運転免許さえ持っていれば問題ありません。
しかし念のために出国前に国際免許を持っておくと良いでしょう。
なぜなら、国際免許は事故などトラブルの際に現地警察に提示する身元証明になるからです。
日本の普通運転免許は、運転をしても良いという証明にはなっても、身元を明かす証明にはなりません。
※以下ハワイ観光局より「交通手段>レンタカー」から一部引用文。
日本の免許証とクレジットカードがあれば(車は)借りられますが、万が一の時のために国際免許証を携帯することをおすすめします。運転時はパスポートの携帯が必須となります。』
【参考】
https://www.gohawaii.jp/trip-planning/getting-around
ですので、ハワイでのカーライフを無事故で乗り切る自身のある方は不必要ですが、知らない土地、知らない道、さらには日本と異なる左ハンドルの右側通行に不安が少しでもある方は、国際免許の取得を強くおすすめします。
国際免許の取得方法は都道府県によって異なりますので、よく確認して取得しましょう。
【参考】
警視庁HP(都内) http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai01.html
また国際免許単体では運転はできません。
必ず日本で運転免許と国際免許、そして運転ができるのは入国後一年以内なので、必ず入国期日確認のためのパスポートもセットで持って運転をしましょう。
ハワイで運転する際に注意すべき標識
ハワイで運転する際に特に注意すべき標識は三つあります。
まず「NO TURN ON RED」と掛かれた標識です。
ハワイでは基本的に赤信号でも、対向車がいなければ、右折しても良いことになっていますが、この標識がある場合は対向車がいない場合でも右折禁止なので注意してください。
反対に「AFTER STOP RIGHT TURN PERMITTED ON RED」と掛かれた標識がある場合は、対向車がいないのであれば、赤信号でも右折は可能ですので、一時停止し、安全を確認した上で右折してください。
そして最後に注意すべき標識が「ONE WAY」一方通行の標識ですね。
ワイキキ市内は特に一方通行が多いので、逆走には特に注意してください。
ハワイで運転をする際に気を付けたいこと
ハワイでの運転の際に気を付けたいことは、まず速度標識です。
ハワイはアメリカですので、速度標識の単位はマイル表記です。
1マイルは約1.6kmなので覚えておきましょう。
次にシートベルトですが、これは全ての座席でシートベルトの着用が義務付けられています。
後部座席に乗られる方にもしっかりとシートベルトをしてもらいましょう。
ハワイのレンタカー会社は日本語対応してくれる?
ホノルル市内のレンタカー業者は、ほぼすべての窓口で日本語対応してくれます。
ダラーの場合は空港近くに全ての手続きを日本語対応で行ってくれる営業所があります。
アラモの場合は日本語自動チェックインシステムがあり、さらには24時間体制で日本人のスタッフが事故やトラブル時の対応をしてくれます。
24時間体制で日本人のオペレーターが対応する日本語ホットラインで、事故や故障時・道に迷った場合も安心できます。
それでも海外のレンタカー会社は不安……という方はニッポンレンタカーの窓口がおすすめです。
ワイキキ内に3つの営業所があり、空港近くにも営業所があるので、立地的にも不便という事はありません。
ハワイでおすすめ日本語ナビ搭載のレンタカー
ハワイにもカーナビはありますが、ほとんどが外付けタイプなので1日+11ドル前後の料金が発生します。
しかし初めてハワイの道を運転する、土地勘が全くないという場合は、カーナビを借りて運転した方が良いでしょう。
ダラーのカーナビはタッチパネル式の日本語対応/日本語音声で案内してくれます。
またサイズはコンパクトで、フロントガラスに吸着させて取り付けられる簡単なタイプなので、車から離れる際は取り外して持ち運べます。
万が一車上荒らしに遭っても、盗まれたり壊されたりする心配が無いのは安心ですね。
ハワイでレンタカーは当日借りられる?
ハワイでは基本的に予約をせずに当日窓口に行って車を借りることができます。
ですがこの手法はあまりおすすめしません。
なぜなら当たり前のことですが、在庫車が無ければ借りることができないからです。
ハワイは世界有数のリゾート地で、年々観光客も増えています。
特に日本からの観光客は多く、ハワイ州観光局が発表した統計では、2017年のハワイ観光客数は938万人。その内、日本からの観光客数は全体の16.9%(約203万人)を占め、全体の3位でアメリカからの観光客数を除けば全体の1位にあたります。
ゆえにレンタカーの需要も高まっており、当日借りることが難しい場合もあります。
せっかくハワイ旅行に行ったのに、何時間も待たされたり、車を借りられず徒歩移動になってしまったり……ということにならないよう、日本語対応の公式サイトから、しっかり事前予約するのが無難です。
取材/文 高沢タケル