室内干しをしている家庭では、洗濯物の嫌なニオイや室内の湿度など、日々気になることが多い。本来は外に洗濯物を干したいところだが、事情によりベランダなどに洗濯物を干せない家庭もあるだろう。
そこで活躍するのが、衣類乾燥機。最近では、さまざまな種類の衣類乾燥機が登場し、形・価格も千差万別だ。「電気代がかかる」というイメージのある衣類乾燥機だが、各メーカーは「節約・省エネモデル」にも力を入れている。
本記事では、メーカー別におすすめの衣類乾燥機を紹介する。最後には、洗濯機との一体型も紹介しているので、洗濯機の買い替えを検討している方は併せて参考にしてほしい。
【目次】
【メーカー別】おすすめ衣類乾燥機
まずは、各メーカーのおすすめ衣類乾燥機を紹介する。それぞれに特徴があるが、まずは「容量」と「形(ドラム型/ファン型など)」に注目して、家庭に合ったものを見つけてみよう。
日立 衣類乾燥機 DE-N60WV(乾燥容量 6kg)
日立のDE-N60WVは、衣類の種類に合わせて乾燥方式を選べる「2way乾燥」に対応した衣類乾燥機。熱に弱いデリケートな衣類には、ヒーターを使わない「風乾燥」を使用する。
乾燥終了後、取り出すまでの間に5分ほどの送風運転を行うことにより、衣類のシワを防止し、ふんわりとした仕上がりに。「待機時消費電力ゼロ」も嬉しいポイント。
出典 公式サイト|日立 衣類乾燥機 DE-N60WV(乾燥容量 6kg)
Panasonic 衣類乾燥機 NH-D603
PanasonicのNH-D603は、左右開きができる衣類乾燥機。左右開きに対応しているため、引越しの際にも困らないのが嬉しい。
2層構造のステンレスドラムを採用することで、ドラム内の保温効果を高めている。さらに、早朝や深夜でも運転音が気になりにくいのも魅力だ。「約75℃除菌コース」を選択すれば、除菌効果も向上する。部屋干し後仕上げ乾燥にも最適だ。
出典 公式サイト|Panasonic 衣類乾燥機 NH-D603
アイリスオーヤマ カラリエ KIK-C510
アイリスオーヤマのカラリエKIK-C510は、送風型の衣類乾燥機。ミニファンからの温風スパイラルドライ気流により、部屋干し時の時間をおよそ3分の1に短縮できる。素早く洗濯物を乾かせることで、雑菌の繁殖を抑え嫌なニオイを防ぐ。
首振り機能の振り幅は260cmほどで、送風角度の調整も可能。3.5kgの軽量設計で、持ち運びしやすいのも魅力だ。衣類の乾燥はもちろん、サーキュレーターとしても使用できるため1年中活躍する1台。
出典 公式サイト|アイリスオーヤマ カラリエ KIK-C510
シャープ KD-60C
シャープのKD-60Cは、シンプルな機能の衣類乾燥機。ボタンが少なく操作が簡単なので、「複雑な機能は必要ない」という方におすすめ。
乾燥容量は6kg。電気タイプであるため、設置も簡単で初期費用もかからない。機能はシンプルだが、「標準」「除菌」「干す前」「15分」「30分」「60分」「仕上げ」「風乾燥1時間」「風乾燥2時間」の9つのコースが用意されており、細かく時間を調整できるのも魅力だ。
出典 公式サイト|シャープ KD-60C
東芝 ED-60C
東芝のED-60Cは、花粉症の方におすすめしたい衣類乾燥機。「新・花粉フィルター」を搭載し、衣類に付着した花粉を90%以上除去してくれる。繊維の奥に入り込んだ花粉も、しっかり取り去ってくれるのは嬉しい。
「ターボパワー乾燥」使えば、標準時に比べヒーターのパワー・風量がアップし、乾燥時間を短縮することができる。仕上がりがムラなく、ふんわりと仕上がるのも魅力。
出典 公式サイト|東芝 ED-60C
おすすめガス式衣類乾燥機
ガス式の衣類乾燥機の魅力は、「パワー」だ。電気式のものに比べ、温風のパワーが強く乾燥に必要な時間も短い。結果として費用が電気式のものよりも安く済むこともあるだろう。ここでは、ガス式のおすすめ衣類乾燥機を紹介する。
Rinnai はやい乾太くん デラックスタイプ
Rinnaiの「はやい乾太くんデラックスタイプ」は、容量5kgのガス式衣類乾燥機。ガスならではのパワフル温風により、悪臭の原因菌をしっかり除去し、生乾きの臭いをカットする。
最大容量の5kgの洗濯物を乾燥させる時間は、およそ52分。電気式よりも時間が短めで、家事の時短にも役立つ。また、1回の乾燥コストは5kgで63円ほど。1ヶ月、毎日使用しても1,950円と経済的だ。
出典 公式サイト|Rinnai はやい乾太くん デラックスタイプ
Rinnai はやい乾太くん スタンダードタイプ
Rinnaiの「はやい乾太くんスタンダードタイプ」は、容量8kgタイプのガス式衣類乾燥機。ジーンズや厚手のバスタオルに最適な「厚物コース」、ナイロンストッキングやフリル・レースなどに最適な「デリケートコース」に加え、「くつ乾燥」にも対応している。
また、「エココース」では、送風運転・温風運転を自動的に切り換えランニングコストを抑えてくれる。家族の人数や、洗濯物の量が多い家庭におすすめしたい衣類乾燥機。
出典 公式サイト|Rinnai はやい乾太くん スタンダードタイプ
おすすめ乾燥機付き洗濯機
最後に、乾燥機能の付いた洗濯機(一体型)のおすすめを紹介する。洗濯機の買い替えを検討している方は、乾燥機能が充実している洗濯機を選ぶのもいいだろう。
Panasonic 洗濯乾燥機 NA-FW120V1
PanasonicのNA-FW120V1は、衣類乾燥機能の付いたタテ型洗濯機。温水を使い、汚れ・臭い・黄ばみをしっかり取り除いてくれる洗浄力が魅力だ。12kgと大容量なので、共働きの家庭におすすめの衣類乾燥機。
「低温乾燥」機能は、ブラウスやキャミソールなどの熱に弱い、傷みやすい素材の衣類に最適。湿気が少ない「水冷除湿乾燥」で、室内に熱気・湿気がこもりにくいのもポイント。
出典 公式サイト|Panasonic 洗濯乾燥機 NA-FW120V1
東芝 ZABOON TW-127X7
東芝のZABOON TW-127X7も、大容量12kgの衣類乾燥機能付き洗濯機。「ヒートポンプ除湿乾燥」により、除湿を行いながら65度の低温風で衣類を優しく乾かしてくれる。乾燥と同時にシワを伸ばしてくれるので、アイロンがけの手間も省ける。
ワンプッシュで乾燥フィルターの掃除ができ、お手入れも簡単。乾燥効率が落ちないよう、乾燥ダクトも自動でお手入れしてくれるのも嬉しい。
出典 公式サイト|東芝 ZABOON TW-127X7
※当記事に掲載している価格等の商品情報は、記事公開時のものとなります。
文/oki