
1846年に創立され、海からインスパイアを受ける革新的なマニュファクチュールで世界的な人気を誇るユリス・ナルダン。
同ブランドが新シリーズに選んだテーマは、幻想的でエロティックな「人魚」だ。シリーズ10種類の文字盤には、人間の女性と人魚が恋に落ちる愛のストーリーが刻まれる。
イタリアの漫画雑誌アーティスト「ミロ・マナラ」が描く物語
文字盤のイラストを担当したのは、エロティックな画風で知られるイタリア人アーティスト、ミロ・マナラ。
人魚と人間が出会い、恋に落ちていく過程を10のストーリーに分け、その1話1話がそれぞれの時計の文字盤に描かれる。
マナラの描く官能的なイラストを、長年の時計作りの歴史により確かなノウハウを持つユリス・ナルダンがマイクロペインディング技術で再現。熟練の技術者が約50時間かけて、オリジナル水彩画よりも10倍以上狭い文字盤の上にイラストを凝縮する作業を行うという。
海のディープブルー、バリアリーフのコーラルカラーを、鮮やかな色合いで着色。人魚の唇や小さな宝石といった細部まで、ブラシから生み出していく。出来上がる時計はまさに「芸術品」のひと言。
本シリーズは、文字盤の絵を最大限に美しく見せるため、控えめな針で、時と分のみを表示。ストラップにはマナラが指定したダークブルーのアリゲーターストラップを採用した。
人魚と人間の恋物語を引き立たせるよう、細部までこだわった時計たち。絵画1作品につき、ステンレススティール製モデル10本、ローズゴールド製モデル10本、合計わずか20本のみの製造となる限定シリーズだ。
各時計のイラストや価格は、下記もチェックしてみよう。
関連情報/https://www.ulysse-nardin.com/jp/new/manara
構成/ino