圧力鍋で肉じゃがを作ると、調理時間を短縮できるだけではなく、じゃがいもはしっとりと柔らかく、煮崩れも少なくきれいに仕上がることができる。そこで今回は、圧力鍋で簡単に作れる肉じゃがのレシピ、作り方のポイントを紹介していく。
【目次】
圧力鍋で肉じゃが作りにかかる時間
通常の鍋で作る場合、じゃがいもの芯までしっかり味を染み込ませようとすると、長時間煮込む必要があり、煮崩れのリスクも高くなる。一方、煮込み時間を大幅に短縮することのできる圧力鍋を使えば、短時間で具材に味を染み込ませることができ、煮崩れもなく仕上げることができる。
およそ何分で肉じゃがは作れるのか?
もちろん、使用する圧力鍋の種類によって多少の違いはあるものの、20分ほどの調理時間で具材にしっかりと味が染み込んだ本格的な肉じゃがを作ることができる。
圧力鍋で作る肉じゃがのレシピ
それでは、次に圧力鍋を使った基本的な肉じゃがのレシピをお伝えしていく。あくまでも基本的なレシピであるので、皆さんはこれを参考に自分の好みに合わせたアレンジを加えていってもらいたい。
材料 (4人分)
豚ばら薄切り肉(牛ばら肉でも可) 200g
じゃがいも 4個(約500g)
玉ねぎ 1個
さやえんどう(お好み)
サラダ油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
合わせ調味料(以下の4種類)
だし汁 150cc
砂糖 大さじ3
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ3
1.豚ばら薄切り肉は少し大きめに切る。じゃがいもは皮をむき、大きめの乱切りにして水にさらす。玉ねぎは6つ割に切る。
2.圧力なべにサラダ油を熱し、①の豚肉を色が変わるまで炒めた後、じゃがいもと玉ねぎを加えて炒め合わせ、【合わせ調味料】を加え、ふたをして加圧する。加圧終了後火を止め、蒸らし時間をとり、圧力を下げてふたをあける。
3.最後にみりんを加え、ひと煮立ちさせて味を調える。器に盛り、お好みで軽く茹でたさやえんどうを添えて完成。
しらたきを入れる場合のタイミングは?
圧力鍋で肉じゃがを作る際、しらたきや糸こんにゃくを入れるタイミングを悩む方も多いのではないだろうか? まず基本的にしらたきや糸こんにゃくも圧力鍋で問題なく調理可能である。また必ずしも正解のタイミングというものはないが、じゃがいもや玉ねぎを加える段階でしらたきや糸こんにゃくを鍋に加えると良いだろう。
肉じゃがには豚肉、それとも牛肉?
圧力鍋で作る場合に限らず、肉じゃがに使用する肉としては豚肉が牛肉を使う人が多いだろう(もちろん鶏肉を使う人もいる)。一般的には西日本は牛肉を使う家庭が多く、東日本は豚肉を使う家庭が多いといわれている。
フィスラーの圧力鍋で作る肉じゃがレシピ
圧力鍋を販売している各メーカーでは公式サイトなどでオリジナルレシピを公開している場合が多く、定番料理である肉じゃがのレシピも公開されている。例えば、圧力鍋を取り扱う代表的なメーカーの1つである「フィスラー」の公式サイトでもオリジナルレシピが公開されているので、参考にしてみると良いだろう。
電気圧力鍋で肉じゃが作り
圧力鍋と聞くとガスコンロで使うと考えがちだが、ガスではなく電気を使う電気圧力鍋というものも存在する。意外にも認知度が低いが、より手軽に使うことができるので近年人気を集めている。
簡単に作れるシロカの電気圧力鍋
電気圧力鍋としては「シロカ」などが有名であり、材料を入れてボタンを押すだけという手軽さも評判だ。料理があまり得意ではないという方も電気圧力鍋を使って“家庭の味”の定番である肉じゃが作りにチャレンジしてみると良いだろう。
文/praia