DV男性に惹かれやすい女性の特徴
・我慢強く、「自分が我慢すれば、自分が変われば」と考える
・仕事で責任のあるポジションにいるなど、「自分がいなければこの人はダメだ」と感じ、責任感が強い
・「自分のせいだ」と罪悪感を感じることがある
・人に頼れず、一人で問題を解決しようとする
・他人の不幸や境遇に対し、過剰に「かわいそう」だと感じ、自分のことのように世話をしてしまう。
・孤独になるのを極度に嫌う、依存性が強い
・言いたいことが言えず、自分に自信がない
DVを受けた時の対処法
DVをする男性を寄せ付け合ないためには、どんな自分であっても受け入れ、一番の味方として自分自身を愛することです。自分の気持ちや本音を相手に伝え、無理な要求は断りましょう。また、自分とは異なる考えや意見を持つ人がいるということを理解し、他人との間に境界線を引きましょう。
もしもDVを受けた場合は、第一に自分の身の安全を確保しましょう。その後は彼との連絡を断ち切ります。もしも彼が泣いて謝ったとしても受け入れてはいけません。「いつか変わってくれる」という期待は捨て、あなたを引き留めるための演技に惑わされないように。どうしても彼との関係を断ち切れない場合は、同じような体験を繰り返さないためにも、カウンセリングやセラピーを受けることをお勧めします。
DVをする側だけに問題があるわけではない
暴力や暴言は、許されることではありません。しかし、DVを与える側に問題が存在するのと同時に、受ける側にも理由が必ずあります。本人が暴力や暴言を問題だと感じて、やめようと思わない限り、生き方は変えられません。DVに悩んでいる場合、必要なのは、誰かを変えることよりも、自分自身がどんな相手と、どんな人生を生きていきたいのかを、一度立ち止まって考えることです。自分の問題を解決していくことが、今後の人生をより豊かにしてくれる一歩になります。
取材協力
愛乃ここみ(心理カウンセラー・心理セラピスト)さん。
リトリーブサイコセラピー(心理療法)を用いて、家族問題、恋愛依存(DV、モラハラ)、人間関係、愛着問題、摂食障害等の女性の悩みを解決、サポートしている。東京を中心に個人セッション、DVモラハラ経験女性向けのセミナー等を開催。資格:内閣総理大臣認証NPO法人 心理カウンセリング1級・コーチング1級取得。株式会社ユアエクセレンス 推薦セラピスト。http://cocomiaino.com/
文/岡のぞみ
起業・PRコンサルタント。営業、留学カウンセラー、広報の仕事を経て会社員10年目に独立。企業での1500件以上のPR経験を活かし、女性の起業やPRをサポートしている。