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50歳以上シニア女性の貯蓄額、3人に1人が「3000万円以上」

2019.02.21

人生100年時代において、老後をどのように生きるかは誰もが考えるべき課題。特に女性は男性よりも平均寿命が長いゆえ配偶者に先立たれることも多く、一人でどのように暮らしていくか、また、それに伴いどの程度資産を蓄えておくべきか計画しておく必要もあるだろう。

では実際のところ、世のシニア女性たちはどれくらいの貯蓄をしているのだろうか?

およそ3人に1人のシニア女性が貯蓄額は3,000万円以上と回答。

50~79歳のシニア女性の対象に「不動産を除く世帯の金融資産(貯蓄額)」を尋ねる調査が行われたところ、32.1%が「3,000万円以上」と回答。さらに、5,000万円以上の金融資産を持つ人も12%いることが明らかになった。

年金生活に対して「不安がある」シニア女性は65.3%

「年金生活に対する不安」を問う調査では、65.3%が年金生活に対して「不安がある」と回答。年金生活に対して「不安がある」割合は、老齢年金未受給者で81.8%、老齢年金受給者でも61.2%に上った。

年金生活に対する不安(老齢年金の受給状況別)

「年金生活に対する不安」に関する調査では、老齢年金受給者の約6割は「不安がある」と回答。老齢年金未受給者に至っては8割超が「不安がある」と回答している。こう見ると、年金はやはり少なからず老後の安心に繋がっているようだ。

老齢年金受給者の5割超が、「日々の生活費が老齢年金で足りていない」。

「日々の生活を送るのに老齢年金で足りているか」という質問が行われたところ、自分・夫婦のいずれか、もしくは両方が老齢年金を受給している回答者のうち、51.1%が「日々の生活費が老齢年金で足りていない」と回答。

このうち、最も「足りていない」割合が高いのは、夫婦のいずれかが年金を受給している世帯の妻(64.7%)だった。

また、生活費の補填において、実質的(≒月当たりの金額が最も大きい)に最もあてにしているのは「貯金の切り崩し」と「給与」という結果に。

年金受給見込額を事前に知らなかった人は、知っていた人より1.5倍不安になりやすい。

夫婦ともに老齢年金を受給している世帯の妻の約半数が、「夫の老齢年金の受給見込額を、受給開始以前に知らなかった」と回答。

さらに、夫の老齢年金の受給見込額を事前に知らなかった人のうち、年金生活に「不安がある」割合は69.6%で、一方、事前に知っていた人においては47.1%と、22.5 ポイントの差があった。

夫の年金受給見込額を事前に知っていた人は、知らなかった人より老後の備えをしている?

夫の老齢年金の受給見込額を事前に知っていた人は、知らなかった人と比較して、全般的に老後の備えをしてきた割合が高いことが明らかになった。

ただし『節約』に関してのみ、夫の老齢年金の受給見込額を事前に知らなかった人の実施率が、知っていた人と比較して高くなっている。

老後の備えをやってこなかったことを後悔する回答者は、見通しの甘さを反省。

最後に、「老後の備えをやってこなかったことで味わった後悔」というテーマでフリーアンサーの回答が集められた。

諸先輩方の体験談を教訓として、「老後なんてまだまだ先」という方も、この機会に積極的な貯蓄や個人年金に向けて何らかのアクションを起こしても良いかも知れない。

※ハルメク 生きかた上手研究所調べ

<調査概要>
調査の方法:web アンケート方式
調査の対象:50~79 歳のシニア女性 274 名(うち年金受給者 219 名)
調査実施日:2018 年 12 月
調査主体:(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所

出典元:株式会社ハルメク

構成/こじへい

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