「女性は恋をするほどキレイになれる」という話を一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。実は、恋をすることにより感じる「トキメキ」と「女性ホルモン」には深い関係があるのは科学的に証明できるのだ。
女性特有の“キレイ”の秘訣は「トキメキ」
女性は「恋をするとキレイになる」と言われているが、それは女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を活性化しているから。ときめくと、脳内の神経伝達物質であるドーパミンが増える。
ドーパミンは快感を呼ぶ物質。さらに脳内が幸せで満ちると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が促されるのだ。つまり、恋をするからキレイになるのではなく、ときめくからキレイで若々しくいられるという仕組み。
女性ホルモン(エストロゲン)は、女性らしい曲線のあるボディラインや、肌のなめらかさなど、若さと美しさを司っているホルモン。しかし、図のように30代後半から年々減少していく。ときめきのない生活を送っていると、さらにエストロゲンの減少が早まり、若々しさと美しさを失ってしまう可能性がある。
恋をしてドキドキすると、脳内の神経伝達物質であるPEAが大量に分泌され、高揚感を感じる。PEAは、目で見えるものに反応して分泌するので、好みの俳優やアイドルのポスターを部屋に飾ったり、コンサートに行ったり、恋愛小説・恋愛映画でも同じようなドキドキ感を得ることができる。
また、チョコレートやチーズ、赤ワインにはPEAが多く含まれている。古来より、チョコレートは媚薬であるといわれてきたのはPEAの作用。
チョコレートは、カカオ含有量70%以上のものを選ぶといいだろう。上質なチョコレートを食べて高揚感を促すようにすると、恋に落ちやすい体質を取り戻せるかもしれない。
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構成/ino