手書きとスマホメモのちょい足し技!
続いて、手書きメモを得意とする桶下さんと、スマホメモを得意とする矢島さんに、それぞれのメモのちょい足し技を教えてもらった。
●手書きメモ
1.付箋との組み合わせで分かりやすく
「A4白紙の用紙と付箋を使ってコンサルティングをすることで、クライアントさんがより理解してくれるようになりました」(桶下さん)
2.キーワードのみ書く
「メモに文章は書かず、キーワードを書く。そして、その単語から連想する言葉を書いていくために、余白もあえて作っておくようにしています。これは前田裕二さんの『メモの魔力』という書籍のやり方を取り入れたものです」(桶下さん)
●スマホメモ
1.アプリはホーム画面に置いて素早く起動
「何かを思いついたらすぐにメモできるように、スマホのホーム画面の1番最初の画面において、すぐに起動できるようにしておきます」(矢島さん)
2.シンプルで起動が速いアプリを選ぶ
「なるべく早くメモするために、アプリ選びもポイント。不要な同期機能やローディングがないもので、とにかくシンプルで起動の速さを軸にアプリを選ぶといいです。さらに検索機能があるものがおすすめです」(矢島さん)
手書きメモとスマホメモをうまく使い分けながら、これらのちょい足し技も取り入れてみたい。
【取材協力】
手帳オーガナイザー 桶下眞理さん
熊本県生まれ。経験した仕事は、その数20を超える。女子起業に憧れ、ネットのことを勉強し始める。アルバイトで入ったシステム会社の倒産をきっかけに、金なし、コネなし、人脈なしの状態で夢の一つだった通販店を立ち上げ、0円起業で女性起業家となる。独立後はリピーター確保に力を入れる他、個人事業主や女性起業家がビジネスオーナーになるための働き方改革!小さいからこそできる デジアナ戦略コンサルティングを実施中。
http://okmari.com/blog/
株式会社コモレビ
2015(平成27)年創業。スマートフォン黎明期から、とにかくシンプルなツールアプリを自社で開発・運営し、今までのアプリダウンロード数は累計4,000万回を超える。「シンプルメモ帳」や「シンプル家計簿」などシンプルながら高品質な基本機能を追求したアプリが人気。副業会社員や個人事業主向けの「確定申告の会計ソフト Kaikei」もリリース。
http://komorebi-studio.com/
取材・文/石原亜香利