捨てずに飾りたくなるお茶の袋が増加中
お茶の入った小さな袋をメッセージカード代わりにお土産につけて渡したいという人や
ちょっとずつ様々なお茶を何十種類も楽しみたいという人が増えた昨今…
お茶屋さんには従来のような100gのお茶袋に加え、一煎分のお茶が入った手のひらサイズのお茶袋も多く並ぶようになりました。
「吉村」ではこの一煎袋を10年程前に数種類のデザインから販売を始めましたが、この数年で需要が増え、現在では実に130種類のデザインを販売しています。
更には100枚~といった小ロットでオリジナルのお茶袋をつくることができる「マイパケ」というサービスも人気で、結婚式やちょっとしたイベントの際にオリジナル茶をつくる人も増えているのだとか。
飲んだらすぐに捨ててしまうことが多いお茶の袋。
しかし、そんなお茶の袋には「お茶」と「人」との歴史がぎっしり詰まっています。
いいデザインのものは飾って愛でるのも有り。
お茶の産地や品種など細かいことは良くわからないという人は是非「ジャケ買い」をお試しあれ!
株式会社 吉村 https://www.yoshimura-pack.co.jp/
マイパケ https://mypake.jp/
静岡・足久保の紅茶が美味~!!
【今日の一杯】足久保の和紅茶
静岡茶発祥の地とも言われる「静岡・足久保」
以前、現地を訪れ、その霧深さや凛とした空気に惚れ惚れしてしまってから個人的にファンになってしまいました。
その土地がまるでそのまま詰め込まれたような「浅蒸し茶」は私自身大好きなのですが、紅茶も負けず劣らず最高。
やわらかくて、まあるい味わい。お砂糖も入れていないのに優しくて甘いお茶です。
文/茂木雅世(もき まさよ)
ティーエッセイスト/煎茶道 東阿部流師範/日本茶アーティスト
お茶好きがで高じて、2009年、仕事を辞めてお茶の世界へ。2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまい始め、現在はお茶にまつわるモノ・コトの企画・商品プロデュース・コラム執筆やメディア出演などの活動を行っている。FMyokohama「NIPPON CHA茶CHA」では最新のお茶情報を毎週発信中。
オフィシャルサイト:https://ocharock.amebaownd.com/
Twitter:https://twitter.com/ocharock