
「YouTuber」という言葉がすっかり一般的になり、動画の人気は衰えることがない。
撮影技術や動画自体の面白さもさることながら、その編集作業は動画の出来を左右する重要な要素だ。
本記事では、これから動画に挑戦してみたい方のために、おすすめの動画編集ソフトを紹介する。まずは、どのような動画を撮りたいのか、どのような目的の動画を作成したいのかを明確にした上で、自身に最適な動画編集ソフトを選んでいこう。
【目次】
まずはこれから 無料(ロゴなし)のおすすめ動画変種ソフト
無料の動画編集ソフトの中には、編集した映像に製造元のロゴが強制的に入ってしまうものがある。自分だけで動画を楽しむのであれば問題ないが、誰かに見せる動画の場合にはロゴなしのものを選びたいところ。ここでは、ロゴなしの無料おすすめ動画編集ソフトを紹介する。
Clipchamp Create
オンライン上で動画編集ができるソフト、Clipchamp Create。登録を行うことで、誰でも無料で利用できる。WEBブラウザを使用するためOSを選ばず、オンラインの状態であれば、いつでもどこでもロゴなし動画の編集が可能だ。
動画素材として4万以上のビデオ・画像が用意されているので、撮影した動画にコンテンツを追加するのも容易。動画編集初心者からプロまで、幅広い層に愛用されているおすすめソフトだ。
出典 公式サイト|Clipchamp Create
Avidemux
Avidemuxは、同じくロゴなしの動画を作成できる編集ソフト。同ソフトは、動画編集機能の豊富さ、対応する動画フォーマットの多さに定評がある。操作性は「少し分かりにくい」との評価がある一方、慣れれば使いやすいと長年愛用している方も多い。Windows/Macどちらにも対応。
出典 公式サイト|Avidemux
YouTuberも使っているおすすめ動画編集ソフト
本格的な動画編集に挑戦してみたければ、毎日のように動画編集をしているYouTuberが使用する動画編集ソフトを参考にするのも良いだろう。ここでは、YouTuberからも人気のある動画編集ソフトを紹介する。
Adobe Premiere Elements
Premiere Elementsは、YouTuberにも愛用者の多いAdobeの動画編集ソフト。SNS向けの投稿動画から、本格的な長編動画までカバーする機能がしっかりと備わっている。
クイック編集モードを使えば、初心者でも簡単に動画作成が可能。「ファストモーション」「スローモーション」を使えば、動画スピードに変化をつけることができるので、多彩な表現ができる点も良い。
「Premiere Elements 2022」の価格は、19,580円(税別)。無料体験版が用意されているので、まずはそちらを試してみよう。
出典 公式サイト|Adobe Premiere Elements
VideoPad
VideoPadも、Youtuberに愛される動画編集ソフト。ほぼすべての動画フォーマットに対応しており、DVDの作成や結婚式用のムービー作成にも便利だ。ナレーションボタンで簡単に音声が録音できるので、解説動画にも最適。
50種類以上の特殊効果・エフェクトが用意されており、楽しみながら動画作成ができるのも嬉しい。著作権フリーの効果音や音楽をダウンロードできる「音声ライブラリ」も魅力の一つ。
Windows10対応のおすすめ動画編集ソフト
動画編集ソフトには、Windowsのみ対応のもの/Macのみ対応のもの/どちらにも対応しているものがある。特に有料のソフトを購入する際には、自身の使用するOSに対応しているかは必ず確認しよう。ここでは、Windows10に対応しているおすすめ動画編集ソフトを紹介する。
DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)
DaVinci Resolveは、Windows10対応の無料動画編集ソフト。動画の取り込みから、カット編集・テロップ追加・動画の書き出しまで、これ1つで完結する。
直感的な操作ができるので、初心者でも扱いやすいソフト。しかし、同時に豊富な機能が搭載されていることから、「奥が深い」とも言われる。無償版を試して物足りなさを感じたら、有償版を利用するのもいいだろう。
出典 公式サイト|DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)
Filmora(フィモーラ)
Filmora(フィモーラ)は、簡単な操作性で初心者でも安心して利用できる動画編集ソフト。同ソフトを使用して作成した動画は、数クリックでYouTubeやFacebookへ投稿が可能。
エフェクト・フィルター・画質調整・画面分割・モザイクなど、豊富な機能が備わっているのも魅力。動画のジャンルを問わず、重宝する編集ソフトになるはずだ。価格は税込6,980円。
出典 公式サイト|Filmora(フィモーラ)
Mac対応のおすすめ動画編集ソフト
動画編集にMacを使用する人も少なくない。Macには、初めからインストールされている動画編集ソフトもある。まずはMac対応の無料で利用できる動画編集ソフトを試し、必要な機能が備わっていなければ、有償版ソフトを検討しよう。
Apple iMovie
iMovieは、MacBookAir/MacBookProに初めからインストールされている無料の動画編集ソフト。説明を見なくても、ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるのがiMovie最大の魅力だ。
iCloudやAirDropを使用することで、iPhoneやiPadと簡単にデータの転送ができる上に、iPhoneなどで作成中の動画の続きをMacで編集することも可能。Macユーザーなら、はじめに使いたい動画編集ソフト。
出典 公式サイト|Apple iMovie
Wondershare
Wondershareは元々動画変換ソフトだが、その編集機能にも定評がある。動画のトリミング・画面回転・エフェクト・字幕の追加など、動画編集に必要な基本的な機能はすべて備わっている。
「音声つき」「自動終了設定」「タイムシフト録画」など、自由度の高いスクリーン録画機能が備わっているのも魅力の一つ。Wondershareがあれば、画面の録画をしながらの実況動画も作成しやすいはずだ。
出典 公式サイト|Wondershare
Final Cut Pro X
Final Cut Pro Xは、Appleが提供する動画編集ソフト。360°ビデオの編集・VRヘッドセットでの再生に対応している、最先端の動画編集ソフトの一つ。「ノイズリダクション機能」を使えば、低照度の動画でも明るくキレイに蘇る。
価格は34,800円と決して安くはないが、本格的な動画編集に興味のある方は選択肢にしてみてはどうだろうか。(30日間の無料トライアル有り)iMovieの機能に物足りなさを感じたら、Final Cut Pro Xを利用してもいいだろう。
出典 公式サイト|Final Cut Pro X
スマホ対応のおすすめ動画編集ソフト
最後に、スマホに対応している動画編集ソフト・動画編集アプリを紹介する。「まずは気軽に動画編集を楽しみたい」という方は、ここで紹介するものから試してみてはどうだろうか。
VideoShow
VideoShowは、動画編集だけでなく、写真を映像化するスライドショーの作成もできるアプリ。世界中に1億人のユーザーがおり、無料動画編集ソフトNo.1とも称される。
ズームイン・ズームアウト機能、動画への落書き機能など、独自の機能が満載。用意されているテーマは50種類以上、無料で利用できる音楽は100種類以上とコンテンツに困ることはない。YouTube・Instagram・Facebookに投稿するための動画編集にも最適だ。
VideoShowには、無料版・有料版が用意されているが、まずは無料版で使用感を試してみよう。Android/iOSどちらにも対応している。
出典 公式サイト|VideoShow
VivaVideo
VivaVideoも、Android/iOSどちらにも対応している無料の動画編集アプリ。フィルターやBGMを適用しながらの動画撮影、自撮り撮影ができる。
顔認識ステッカーも豊富に用意されているため、「顔出し」に抵抗がある方でも安心。定期的に素材が更新されるのも魅力の一つだ。0.2秒刻みで動画のスピードを細かく調整できる機能やコラージュ機能も搭載されているので、自由度の高い動画を作ることができる。
出典 公式サイト|VivaVideo
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文/oki