寒さ厳しいこの季節。ヒートテックやニットで完全武装した重ね着の身に、オフィスの暖房は容赦なく熱風を浴びせ、気付けば汗ばんでいることもしばしば。
そうなると気になるのがにおいだ。最近は「スメハラ」が問題になったりするため、汗っかきの人は特に気を付けたいところだろう。
そこで今回、日本ブレーンキャピタルによる「スメハラ」に関する意識調査の結果が発表されたので、紹介していきたい。
女性は「とても不潔」が絶対に嫌!
「女性が男性に対して最も嫌うもの」について調査が行われたところ、「とても不潔」(60.6%)と回答した人が6割を超え、圧倒的な支持を得る結果となった。
以降、「性格が悪い」(35.7%)、「顔が悪い」(2.3%)と続く。
不潔が嫌な理由を尋ねる調査では、「臭そう」(58.9%)が最も多く、次いで「だらしなさそう」(35.8%)、「コミュニケーション能力が低そう」(2.9%)など、においに関する回答の他、人格にまで言及した意見が挙げられていた。
女性が選ぶ「最も不快なニオイ」ナンバー1は!?
女性は男性よりもニオイに敏感であることが医学的に証明されているが、最も不快に思うにおいは何なのだろうか。
「最も不快に思うにおいはなんですか?」という質問が行われたところ、「汗やわきがなどの体臭」(56.1%)が最も多く、次いで「タバコ」(18.4%)、「加齢臭」(11.9%)という結果になった。
7割近くが「体臭」に関するにおいを不快に感じることから、女性は「たばこ」や「アルコール」などの外的要因によるにおいよりも「体臭」に敏感だといえるだろう。
社内でスメハラがあった場合、あなたらどう対処する!?
例えば、オフィス内でスメハラがあった場合、仕事にどのような弊害が発生するのか調査が行われたところ、「オフィス内でスメハラがあった場合、仕事に支障をきたしますか?」という質問に対して、73.9%の女性が「はい」と回答し、感じ方としては「近寄りたくない」(72.3%)が最も多く、次いで「極力直接会話をしたくない」(17.1%)、「触れたくない、触れられたくない」(9.0%)という結果になった。
ほぼ全ての方が直接のコミュニケーションを拒んでいることから、仕事に相当な支障をきたしていることがわかる。
「においがきつい人と、そうでない人では対応は変わりますか?」 Yesは62.9% Noは37.1%
上述したような不快なにおいを発する人が近くにいる場合、「マスクをする」(67.6%)や、「口で呼吸をする」(18.4%)、「直接指摘する」(4.1%)という行動が上位に挙げられた。
また、においがきつい人と、においがしない人とで扱いが変わるかという調査が行われたところ、6割以上の女性が変わると回答していた。
自分から発生する匂いというものは自覚することが難しく、知らず知らずのうちに他の方を不愉快にさせているかもしれない。
自分は大丈夫だろう……とタカをくくらず、ケアを怠らないことが大事だといえるだろう。
<調査概要:スメハラに関する意識調査>
調査日 :2019年1月10日(木)~2019年1月11日(金)
調査方法 :インターネット調査
調査人数 :1,099人
調査対象 :全国20代~50代の女性
モニター提供先:ゼネラルリサーチ
出典元:日本ブレーンキャピタル株式会社
構成/こじへい