高金利が魅力の外貨預金。通貨によって金利が違うのは当然として、預ける金融機関によって異なるのをご存じだろうか?
外貨預金の金利を比較
三菱UFJ銀行の外貨預金の金利は?
三菱UFJ銀行の外貨預金は、普通預金と定期預金(『ホット定期』)に大別される。
米ドル(米国ドル)、ユーロ、豪ドル(オーストラリアドル)、NZドル(ニュージーランドドル)、英ポンド(イギリスポンド)、スイスフランが利用でき、金利は以下となる。
※預入が3万米ドル相当額未満(ホット定期は10万円相当額以上)の場合で税引き前の年利表示。預入額が3万米ドル相当額以上10万米ドル相当額未満、10万米ドル相当額以上で金利は異なる。
他行に比べて金利は相対的に低めの印象。特徴は為替予約が非居住者以外の個人で利用できること。為替レート変動のリスクを軽減する可能性がある。
https://www.bk.mufg.jp/tameru/gaika/
みずほの外貨預金の金利は?
みずほ銀行の外貨預金は世界の主要6通貨(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、英ポンド、スイスフラン)を取り扱う。三菱UFJ銀行と同様、普通預金と定期預金が利用可能で、金利上乗せにより、米ドル、豪ドルの1年ものに金利差が生じる『グローバル外貨定期預金』が用意されるのが特徴。
金利は三菱UFJ銀行とほぼ同水準の模様。
詳しくは以下を参照
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/gaika/index.html
楽天銀行の外貨預金の金利は?
楽天銀行の外貨預金は、普通預金と定期預金に加えて外貨定期預金の積立購入が用意される。当行の特徴は7日間、14日間という超短期の外貨定期預金が利用できること。また、外貨普通預金から預入した場合に対して円普通預金から預入した際に高金利が期待できるのも魅力だろう。
主要国6通貨のうちスイスフランの取り扱いはないが、南アフリカランド、メキシコペソ、中国人民元といった通貨での預金が可能なことも特徴だ。
外貨普通預金の米ドル、英ポンドのレートが低いのが目立つものの、相対的に金利は高めの設定。特に定期預金の高金利が際立つが、外貨普通預金から預け入れた場合は金利設定が低めとなるのには留意したい。
また、外貨定期預金には最低預入額があり、例えば米ドルの場合、7日、14日もので500米ドル(約5万5000円前後相当)、1か月以上の商品は10米ドル(約1100円前後相当)と決まっている。
詳しくは以下を参照
https://www.rakuten-bank.co.jp/assets/forexdep/
イオン銀行の外貨預金の金利は?
イオン銀行は米ドル、豪ドル、NZドルの3通貨を取り扱い、それぞれ外貨普通預金と外貨定期預金が用意されている。また、米ドルのみの取り扱いとなるがあらかじめ指定した日に、普通預金口座から自動的に外貨普通預金口座へ振り替える『外貨普通預金積立』サービスもある。
1回500円から積立可能で、毎日コツコツ貯める、もしくは毎月5日、15日、25日から任意の日を1つから3つまで選択可能だ。
取り扱い通貨こそ少ないが、他行に比べて金利はやや高めの設定になっている。
詳しくは以下を参照
https://www.aeonbank.co.jp/foreign_deposit/