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みんなが「AI・ロボット化してほしくない」と思う職業は?

2019.01.28

将来、AI・ロボット技術の向上により、世の中が今以上に便利になるのは間違いない。

しかし同時に懸念されているのが、雇用機会の喪失だ。様々なものがオートメーション化することにより、人間の出番がなくなるのではないかと言われているが、その中でも、世間の人たちが「AI・ロボット化して欲しくない」と考える職業とは、いったい、何なのだろうか?

今回、そんな問いへの解を含む、株式会社ジャストシステムによる「人工知能(AI)&ロボット月次定点調査 2018年総集編」(全国の17歳から69歳の男女1,100名を対象)を紹介していく。

AIの認知率は9割超。約4割が「AIは何ができるか説明できる」

2017年6月度調査時のAIに対する認知率は90.7%と9割を超え、2018年12月度調査では93.5%と微増した。また、AIについて「どのようなことができるのかをある程度説明できる」と回答した人の割合も、36.5%(2017年6月度調査)から、38.4%(2018年12月度調査)にやや増加。

約半数がAIを活用した飲食店やファッションなどの情報サービスを認知

AIを活用した「自分に合った飲食店情報を提供してくれるサービス」の認知率は、38.1%(2017年6月度調査)から、45.8%(2018年12月度調査)にまで上昇した。

また、AIを活用した「自分に合ったファッション情報を提供してくれるサービス」についても、認知率は35.8%(2017年6月度調査)から46.4%(2018年12月度調査)へと増加していることが明らかに※。

※「サービスを利用したことがある」「サービスを知っており、興味がある」「サービスは知っているが、興味はない」の合計。

AIを活用した「チャットボット」の認知率は増加。半数を超える

AIを活用して質問などに回答してくれる「チャットボット」を「利用したことがある」人の割合は、8.0%(2017年6月度調査)から、13.5%(2018年12月度調査)と着実に増加している。

また、「チャットボット」に対する認知率は、2017年6月度調査では44.4%だったが、2018年4月度調査以降、5割を超えることも多くなり、2018年12月度調査では55.2%になった※。
※「利用したことがある」「利用したことはないが、興味がある」「利用したこともないし、興味もない」の合計。

約8割が「AI音声アシスタント」を認知。約4割に利用経験

音声での質問にAIが回答してくれる「AI音声アシスタント」の認知率※は70.8%(2017年6月度調査)から79.9%(2018年12月度調査)まで上昇。また、2018年12月度調査では、38.8%の人が「利用したことがある」と回答した。

※「利用したことがある」「利用したことはないが、興味がある」「利用したこともないし、興味もない」の合計。

10人に1人が「スマートスピーカー」を所有

AIという言葉を認知している人のうち、「Amazon Echo」などに代表される「スマートスピーカー」を所有している人の割合は4.5%(2017年11月度調査)から9.8%(2018年12月度調査)に倍増。2017年11月度調査以降、所有者数は着実に伸び、2018年12月度調査では10人に1人が所有するまでになった。

また、認知率は本調査を始めた2017年6月度調査時点では43.5%だったが、2018年12月度調査時点では82.1%まで高まっている※。

※「所有している」「購入を検討している」「興味はあるが、購入は検討していない」「知っているが、興味はない」の合計。

5割以上が、「救急救命士は、将来もAIやロボット化してほしくない」

人間が行っていた仕事が将来、AIやロボットに置きかわるのではという報道がされているが、AIやロボットに置きかわってほしくない医療系の仕事として、最も多くの人が挙げたのは「救急救命士」(2017年6月度調査:52.1%。2018年1月度調査:55.8%)だった。

次いで「医師」(2017年6月度調査:48.8%。2018年1月度調査:50.1%)、「歯科医師」(2017年6月度調査:44.3%。2018年1月度調査:47.5%)、「看護師」(2017年6月度調査:46.7%。2018年1月度調査:47.0%)という結果に※。

※初回調査である2017年6月度調査結果と、現時点で最終調査である2018年1月度調査結果のデータを比較。

「自動運転の無人タクシーに乗りたい」人は3割超

2018年12月度調査における、AIを活用した自動運転車に「期待している」※1人の割合は59.3%で、2017年6月の本調査開始以来、継続して5割以上の人が「期待している」と答え、注目度が高いことがわかる。

また、自動運転のタクシーに乗りたいかを聞いた調査では、2018年12月度調査において「無人の自動運転車に乗りたい」人が7.1%、「価格が安いなら、無人の自動運転車に乗りたい」人は20.9%、「どちらかというと、無人の自動運転車に乗りたい」人が5.6%だった。一方、「どちらかというと、有人の自動運転車に乗りたい」人が20.7%、「価格が高くても有人の自動運転車に乗りたい」人が5.5%という結果に。

出典元:株式会社ジャストシステム

構成/こじへい

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