【1:30経過】
2、フライパンを火にかけて温め、サラダ油をひき、豆腐ハンバーグのタネをスプーンで小分けにしながら裏表焼いていく。
★POINT
火加減は中火です。フライパンにタネを置いてからはすぐに触らず、フライパンとの接地面がしっかりと焼けてから焼き色を確認するなどしましょう。タネはかなり柔らかいので、最初に触り過ぎりと型崩れの原因になります。
できたものをお皿に盛って完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。フワフワに作った柔らかいタネは、当然口の中でもトロッとトロける柔らかさに仕上がってくれています! そして、噛んだ時に広がるひじきの味と銀杏の個性が絶妙にマッチ! これはお酒のアテに最高でしょう! ハンバーグって手間がかかる料理に思いがちですが、素材のベースを豆腐にすればすごく簡単にできちゃうんです。しかも、ヘルシーで美味しいと! これは文句無しのメニューですよね! ぜひ、お試し頂ければと思います! それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~ハンバーグのつなぎについて~
豆腐ハンバーグも、通常の肉のハンバーグも、基本的にはつなぎとなる素材が必要だ。そのつなぎとなる素材が、たまごやパン粉、小麦粉、片栗粉などの粉系である。たまごはたんぱく質がつなぎとなり、粉系はでんぷん質がつなぎとなる。肉以外の素材を使用するのは味や旨味追加の意味合いもあるが、まずはハンバーグの肉汁を逃がさず閉じ込める為の役割が第一である。つなぎが使われていないハンバーグも存在するが、その場合は塩をしっかり加えて練る必要がある。肉のたんぱく質は塩と合わさった状態で火を入れると固まりやすくなる性質があるので、それを活かせばつなぎのないハンバーグが作れる。ただ、つなぎ無しのハンバーグは素材100%と喜ばれがちだが、少し硬くなるので要注意だ。
文/ムッシュ・フジタ