ガスコンロを交換するときにかかる値段はいくら?
いざガスコンロを交換するとなったとき、必要に値段はテーブルガスコンロ・ビルトインガスコンロで異なる。
【テーブルガスコンロ】
ホームセンターや家電量販店などで、だいたい1万円ほどで購入できる。
【ビルトインガスコンロ】
ガスコンロ・工事費用を含めて、大体20万円前後が平均的な値段だ。ただ、すべて含めて10万円以内に収まるような格安業者も存在するので、いろいろな業者を比較してみると良いだろう。
ガスコンロの交換はDIYでできるのか
前述したとおり、DIYによるガスコンロの交換は、「テーブルガスコンロ」なら可能。「ビルトインコンロ」は、専門業者に依頼することを推奨したい。
ガスコンロを交換するときに必要な資格とは?
ガスコンロを交換するにあたり、テーブルガスコンロにとくに必要な資格はない。一方、ビルトインガスコンロの場合は、「ガス可とう管接続工事監督者」という資格が必要になる。
ビルトインガスコンロの交換に必要な資格はどんなもの?
「ガス可とう管接続工事監督者」の資格は、普通自動車運転免許などと比べると、取得はそれほど難しくない。実際の受講から資格交付までは、わずか1日だ。
まず、一般財団法人日本ガス機器検査協会の公式サイトにアクセスして、申込書請求用紙をダウンロード。必要事項を記入して、FAXを送れば受講準備は完了だ。その後は、講習開催予定地へ行き、講習・実習・テストを1日で受講する。この受講には12,300円の受講料が必要になる。
【参考】一般財団法人日本ガス機器検査協会
ガスコンロをIHに交換したい!賃貸でも可能か?
ガスコンロに比べて、お手入れが簡単でヤケドの心配も少ないIHコンロ。温度管理機能付きのものなら、ガス火以上に細かやかな温度調節も可能だ。そんなIHコンロに、賃貸物件に住んでいても、ガスコンロからの変更は可能なのだろうか?
結論を先に言うと、ガスコンロからIHコンロへの変更は可能だ。ただし、IHコンロは200Vの電気容量が必要になるので、設置前に管理会社への確認は必須だ。
なお、IHコンロは鍋やフライパンが専用のものでないと使えないこと、素材によって調理時間が異なること、ガスコンロに比べてコストがかかることなどは注意しておきたい。
ガスコンロの耐用年数は約10年。「いざ交換!」となったときは、「テーブルコンロ」か「ビルトインコンロ」かで、方法もお値段も異なる。また、耐用年数まで行かなくても、一部のパーツが壊れてしまうこともある。
ガスコンロの不調を感じたときは、この記事を参考に、まずは不具合をチェック。実際に交換となったら、必要に応じて管理会社や専門業者に相談しよう。
取材・文/ねこリセット