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平成元年、8年、30年、女子高生のトレンドの変遷を振り返る

2019.01.19

まもなく、平成が終わりを迎えようとしている。平成に流行ったものといえば、たまごっちやプリクラ、使い捨てカメラなどなど…。そして、平成のブームをいつも牽引してきたのが女子高生の存在。

そこでGIRLS’TRENDは「平成の女子高生(JK)に関する世代別トレンド」の調査を実施。平成元年(1989年)、平成8年(1996年)、平成30年(2018年)の各世代における女子高生の流行を比較したユニークな調査なので紹介したい。

平成の女子高生(JK)に関する世代別トレンド

平成元年(1989年)のJK *現在44~47歳

休みの日の遊び場所は「友だちの家」「自分の家」が上位。また、流行っていたゲームは1983年発売の「ファミリーコンピュータ」が1位。2位は「テトリス」、3位はまさに平成元年(1989年)に発売された「ゲームボーイ」という結果に。

当時は今ほど女子高生が外で遊ぶことに関する選択肢が少なく、またコンシューマーゲームという日本を代表する遊びの登場も手伝ってか、家で友だちと遊ぶ機会が多かったようです。思い出の残し方を聞いたところ、「特に残さない」が最多となり約40%を占め、2位にはレンズつきフィルム、いわゆる「使い捨てカメラ」が僅差でランクイン。1980年代に登場し、80年代後半には気軽に写真を残せるツールとして広まった。

平成8年(1996年)のJK *現在37~40歳

平成7年(1995年)にプリント倶楽部が発売されて以降、平成を代表する一大ブームを巻き起こした「プリントシール機(プリ機)」。当時の女子高生の思い出の残し方として堂々の1位に選ばれ、約65%を占めた。休みの日の遊び場所は「カラオケ」「友だちの家」「プリ機専門店」となり、平成元年に比べて外での遊びが大きく増え、中でもカラオケとプリ機が女子高生のトレンドだった。流行ったゲームは、この年に発売されヒット商品となった「たまごっち」に加え、プリ機の流行とあわせて、「Dance Dance Revolution」などのアミューズメント施設にあるゲームも人気。“ギャル”や“アムラー”が登場し、女子高生の時代と言っても過言ではないこの頃。女子高生の街といえば?の質問では「渋谷」が断トツで1位という結果に。

平成30年(2018年)のJK *現在15~18歳

思い出の残し方はツールの発達に伴って変化し、上位3位は「スマホ写真」「プリ機」「スマホ動画」となった。平成8年で1位だった「プリ機」は、2位(約50%)にランクイン。20年以上経った今もなおプリ機は定番の遊びとなっていることがわかる。流行のゲームは「LINE:ディズニーツムツム」をはじめ、スマートフォン向けサービスが上位を占めた。休みの日の遊び場所は「ショッピングモール」「カラオケ」「映画館」が上位に登場。4位に「カフェ・喫茶店」が入っている点も特徴的だ。女子高生の街として連想する都市については、「原宿」が僅差で「渋谷」を上回り1位となった。また3位には「新大久保」が登場。近年の“フォトジェニック”や“インスタ映え”ブームや“韓国っぽ”を好むトレンドなどが、平成30年JKの行動に反映されているよう。

調査概要
調査内容: 平成女子高生のライフスタイルに関する調査
調査期間: 2018年11月9日(金)~11月13日(火)
調査方法: インターネットアンケート
調査対象: セルフ型ネットリサーチ「Fastask」のモニター会員様
有効回答数:  45才~48才女性(平成元年時に高校生) 118
37才~39才女性(平成8年時に高校生)  132
15才~18才女性(現役高校生)      123

関連情報/https://www.furyu.jp/news/2018/12/gtl62.html
構成/ino

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