■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
スノーピークのグランピング施設、室内でテント泊ができるロゴスランドなど、このところ、従来のキャンプメーカーの枠に収まらない業態が登場しつつある。これらはキャンプ人口の裾野を広げるために一役買っているわけで、2019年早々に新しい試みに挑戦したのは100年以上の歴史をもつ老舗アウトドアブランド「ogawa」。
ogawaでは全ラインナップに触れることができるコンセプトストア「ogawa GRAND lodge」を関東に3店舗展開しており、その中のひとつ「GRAND lodge小平」2階に、1月11日よりカフェ「GRAND lodge CAFE」がグランドオープンしたのだ。
カフェにはツインピルツフォークT/CやロッジシェルターT/C、グロッケ12T/Cといったogawaブランドの大型テントが点在。グループごとにテント内で過ごすことができるようになっている。大型テントを設営している店舗は少ないので、そのサイズ感や遮光性など細部まで確認できるのはファンにとってはうれしいサービス。テントやチェアなど気になることは1階で気軽に質問できるのもありがたい。
ちなみに、カフェは1階の直営店を通らなければいけないが、カフェのみの利用もOKだ。
テント内はセットされたソファやチェアだけでなく、ホットカーペットが敷かれているテントもあるのでクッションに座るお座敷スタイルでも寒くない。ソファや雑貨は全てがogawaブランドではないが、キャンプ場でお手本になりそうなものばかり。
サクサクのパイ生地で三角テント「ピルツ」を模したデザート「ピルツアイス」や、自家製のもちもちバンズを使った「ogawaバーガー」、「キーマカレー」、「パスタ」などキャンプでもまねしたい料理がラインナップ。
ランチでは料理をオーダーするとソフトドリンクバーかレギュラーコーヒー、紅茶を1杯サービス。夜はクラフトビールやワインなども提供している。