■連載/カーツさとうの最強サウナ熱伝
先日、新宿で3時間くらい時間が空いた。なおかつその3時間後の予定は当然“呑み”である。そんな繁華街での呑み前空白時間といえばサウナに入るに決まっている!
ということで、新宿でも一番好きなサウナに入ってきた。
オレが新宿で一番好きなサウナといえば、それはなんつったって『A(仮名)』だ!!
新宿のサウナも、ここ数年で老舗の施設がいくつか閉店したり、コ洒落たニュータイプの施設ができたり、移り変わりが激しいけど、もうオレの中でサイコーはダントツで『A』!!
じゃあなんでなんでそんなに『A』が“ダントツ”なのか、ジックリと書きたい!
まず場所がいい! 新宿っつったって、歌舞伎町の昔でいう所のコマ劇場の裏手。もっと詳しく書くと、バッティングセンターが2軒あるでしょ? その山手線に近い側の方のバッティングセンターの向かいですよ。ようするにラブホテルだホストクラブだ、そんな感じの店ばっかりが軒を連ねた、もうエロ目的のカップルと夜の商売の方々などが圧倒的に多い、観光客はほぼ足を踏み入れないディープなゾーン。
ディープというよりも、もはやハードボイルドな香りすらする一帯にある、その感じが、オタクツイッターサウナーみたいなのがヒョコヒョコやって来なそうでイイ!!
地下の浴室に入る。
その日は午後の3時頃に入店したんだけど、地下の浴室に先客は2人ほど。まぁ時間が時間だけにすいているが、その二人の先客の中のお一人はタトゥー系のお兄さんでございます。まぁタトゥーなんて書いたら、
「オレはそんな英語カブレじゃねェよコノヤロ〜!!」
なんて怒られそうなんで正確に書けば彫物ですね。実は刺青っていうのも間違いで、刺青っていうのは、正確には江戸時代の罪人の腕に刑罰で入れたモノのことをいうんですよね。ですんで、あの和彫りのものは彫物と呼ぶのが正しい。ちょっとした豆知識でした。
そんなことはともかく、そういう皆さんもOKの施設ですよ。場所が場所だからね、オレは当然だと思う。
まぁ温浴施設でのこの問題は色々な意見があるけど、家族向けの日帰り温泉とかはやっぱり禁止にした方がいいんじゃない、現状。ビビるタイプの人もいるしさ。リラックスしてにやってきて、ビビッて緊張して帰るってのも酷な話だもんね。
第一、そういう施設は元々入れないっていうのが一般的常識だってことを知った上で入れてる人は入れてるワケだろうしさ。後になって「知らなかった!」なんてのは虫のいい話だと思うよ。