【注目の高級ホテル】外国人観光客の急増に伴い、ここ3年ほどは様々な形態のホテルがオープンしてきた。さらなるホテル需要が想定される東京五輪を翌年に控えた2019年、全国的な動きはいかなるものだろうか。
「寝るだけのホテルのほか、地域や人との交流、文化的な体験などを楽しめる個性的なホテルに注目です」
と、語るのはホテル専門誌『週刊ホテルレストラン』副編集長の森下智美さん。国内旅行でも利用したい注目の新規開業ホテルをピックアップする。
一度は泊まってみたい!? 1泊300万円の客室も【高売れホテル】
宿泊特化型の手頃な価格帯のホテルが急増する一方で、1泊1室8万~10万円を超える高価格のホテルも増えている。ハードやおもてなしなどを考慮すると外国人ビジネスマンや富裕層にとって日本のシティーホテルやリゾートは割安感があり、2019年もその需要は高まる。日本人でも泊まりたいと思わせる魅力あるホテルが誕生する。
〈9月12日OPEN〉1泊300万のスイートも登場!「The Okura Tokyo」
住所:東京都港区虎ノ門2-10-4 客室:全508室
都心の緑豊かな敷地に「オークラ ヘリテージ」と「オークラ プレステージ」の2ブランドを2つの建物で構成し一体で運営。日本の伝統美を継承しつつ最新の設備に刷新し、日本のホテル〝らしい〟サービスを提供する。
オークラ プレステージタワーの『インペリアルスイート』は720平方メートル、想定価格は1室室料300万円! ロビーに復元された本館ロビーも気分を高揚させてくれる。
■まだまだある〝高売れホテル〟
〈1月29日〉 「ザ・サウザンド キョウト」(メゾネットスイート)約22万円
〈9月14日〉「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 仙石原 レジデンス」8万円前後~
〈秋頃〉 「MALIBU HOTEL」10万円前後~※
価格は予価。※:編集部予測料金。
取材・文/はまだふくこ