豚の角煮といえば、お肉がとろとろで、大根にはしっかり濃い味が染みているのが特徴であり、中々簡単には自宅で作ることができないと思っている人もいるのではないだろうか? しかし、圧力鍋を使えば何時間も煮込む必要もなく、簡単にプロの味を再現することができる。そこで今回は圧力鍋で作る「豚の角煮」の作り方をお教えする。
圧力鍋でとろとろの豚の角煮を作る
普通の鍋で角煮をとろとろになるまで煮込もうと思うと、通常1時間以上かかってしまうが、圧力鍋を使えば大幅に煮込み時間を短縮することができ、簡単かつ短時間でとろとろの角煮を作ることができる。
また、煮込み時間が少ないので光熱費も安くあがるだけでなく、普通の鍋のように時折掻き回したり、火加減を気にしたりする必要がないのも魅力である。
圧力鍋でプロの味を再現
それでは、ここから圧力鍋で作る豚の角煮の基本的なレシピについて説明していく。
材料(二人分)
•豚バラブロック肉:250g
(A)
•大根:1/2本
•醤油:大さじ2
•みりん:大さじ2
•酒:小さじ2
•おろし生姜:小さじ1
(1)豚肉はそのまま圧力鍋に入れ、水を加え、ふたをして加圧する(1回目)。加圧後急冷してふたをあける。
(2)肉をとりだして3~4cm角に切り分ける。
(3)(2)の肉と水200㏄、(A)を加えて再度加圧する(2回目)。加圧終了後火を止め、自然放置してふたをあける。
(4)煮汁を肉にからめながら少し煮つめて器に盛り付け、完成。
このように圧力鍋を使えば、簡単にとろとろの豚の角煮を作りことができ、圧力鍋の種類によって異なるが早いものであれば20~30分で仕上げることもできる。
大根にも味が染みやすい
大根なども味が染み込むまで煮込むとなると、普通の鍋の場合は数時間は必要になる。しかし、圧力鍋で煮ることで、中までしっかり火が通り、野菜の水分も簡単に出るようになるので、短時間でしっかり味の染み込んだ大根に仕上げることができる。
お好みで卵もおすすめ
「圧力鍋でゆで卵を煮物などと一緒に煮ても大丈夫?」と思っている人もいるかもしれないが、圧力鍋でゆで卵を加熱しても破裂することはないので、お好みで卵をレシピに加えるのも良いだろう。