賢い選択!ふるさと納税の返礼品の例
実際、その返礼品が生活者にとって価値のあるものでなければ、賢い選択とは言えない。そこで、還元率や値段だけでなく、実際に日常的に使える・食べやすいなど、本当の意味で得する返礼品を今野さんに5つ挙げてもらった。(2018年11月末時点の情報)
●神奈川県山北町「国産牛ローストビーフ420g【レホール(西洋わさび)・ソース付き】」
寄付金額1万円
加工地は神奈川県小田原市の「かどや特製」国産ローストビーフ。かどやは足利牛の熟成肉を取り扱う店。貴重な肉が手に入るのはお得と言える。
●大阪府泉佐野市「アサヒドライプレミアム豊醸 350ml×1ケース(24本)」
寄付金額1万円以上
アサヒビールのビール缶が1ケース。味わい深いと評判の高いビールである上に、ビールは日常的に消費するものなので賢い選択と言える。
●高知県馬路村「ぽん酢しょうゆ ゆずの村 500ml ・6本入」
寄付金額7,000円以上
馬路村といえばゆず村として有名。公式オンラインショップでは2018年11月末時点で3,480 円(税込)だ。ポン酢も日常で頻繁に使うものなのでお得といえそうだ。
●岐阜県七宗町「ライオン トップスーパーナノックスギフトLSN-50V」
寄付金額12,000円以上
まさに洗濯は毎日もの。日常使いで生活者にとっては賢い選択と言える。内容はボトル2本、つめかえ用9袋だ。
●佐賀県 太良町「O-56 山崎ハム ハム・ソーセージ詰め合せ」
寄付金額15,000円以上
ロースハム、カセラハム、焼豚、生ハム・スライス、ウインナーのセット。贈答用途で使えそうだ。佐賀県太良町はこの商品に限らず、のし対応で贈答品として活用できるものを複数取り扱っている。
ふるさと納税の返礼品は、還元率なども確認しつつ、自分にとって本当に価値があると感じるものを選ぶのが、賢い選択といえそうだ。
【取材協力】
今野隆文さん
ファイナンシャルプランナー(CFP®)、住宅ローンアドバイザー
(株)エフピー研究所にて、大企業の従業員向けセミナーの講師や保険・住宅・資産運用の個別相談を多数行う。
取材・文/石原亜香利