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1年前、バブル到来で〝億り人〟が続出した仮想通貨が教えてくれたこと

2019.01.10

多くの人はもう忘れてしまったかもしれない。2017年末から2018年1月にかけて仮想通貨が世間で超絶話題になり、たくさんの“億り人”が生まれたことを。当時の熱狂ぶりはすさまじく、ビットコインやNEMなどの仮想通貨を購入することで億万長者を夢見る人が散見された。一時ビットコインが250万円を超える高値をつけ、仮想通貨が21世紀以降の“未来の通貨”になると信じてやまない人もいた。仮想通貨の将来は明るかった。

しかし2018年1月26日。ビットコインの勢いに陰りが見え、仮想通貨に一抹の不安を覚えはじめた頃、あの大事件が起きる。大手仮想通貨取引所の1つ、コインチェックが保有するNEM580億円相当がハッカーの手によって盗まれたのだ。同時に仮想通貨の信頼も落ち、それ以降、取引所から仮想通貨が盗まれる事件が各国で起き、ビットコインに不安材料が発覚し、その他様々な事件が頻発して、あれほど熱かった仮想通貨バブルは下火になった。

この原稿を執筆する2018年12月15日現在、ビットコインは30万円台に到達。値を上げる明るい材料は少なく、今後仮想通貨がどのような存在になるのか不透明だ。

筆者自身も2017年末に企画の一環で仮想通貨を買った。

仮想通貨で小遣い稼ぎはできるか?素人が1万円分購入してみたら…

その後いくつか仮想通貨の売買を繰り返したことも重なり、現在はこのようになった。

約1年後の2018年12月15日現在、1559円。わずか10分の1だ。

投資・投機は、大きな利益を得ることがあれば、大きく損することもある。ギャンブルに近い側面がある。その恐ろしさをまざまざと見せたのが仮想通貨だったのではないか。

文=いのうえゆきひろ

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