先行きの見えない今の時代。冬のボーナスの大部分を貯金に回すという、堅実派の人は多いことだろう。しかし、日ごろ頑張っている自分へのご褒美として、アウター1着購入してもバチは当たらないはずだ。
そこで今回、スタンディングポイントによる男女計206名を対象にした「ボーナスで買いたい高級ブランドアウター」を紹介するので、ぜひ、参考にしていただきたい。
老舗アウトドアブランドが上位にランクイン
多くのメディアや雑誌に掲載されている「モンクレール」「カナダグース」「タトラス」等の高級ダウンメーカーを始め、「ザ・ノース・フェイス」「パタゴニア」「ウールリッチ」など、定番人気の老舗アウトドアブランドが上位にランクインされている。
ここ最近、メンズのXSやSサイズ、キッズのXLやXXLサイズなど、1つ上のサイズ(オーバーサイズ)を選び、肩を落として着るスタイルが女性に人気である事もランクインの要因であると考えられている。
また、王道である欧州高級ブランドの「シャネル」「マックスマーラ」等は変わらず不動の人気である他、2015年にアレッサンドロ・ミケーレ氏がクリエイティブ・ディレクターに就任した新生「グッチ」もミレニアル世代から富裕層まで支持されているせいか、上位にランクインしている。
背景に仕事で着る服の変化あり
アウトドアメーカーや高級ダウンメーカーのランクインの背景として、昨今、通勤時に見かけるリュック姿の男性に始まり、普段着での通勤や仕事を推奨する企業が年々増えている傾向がある。
スーツを着用しないビジネスパーソンのセットアップにスニーカー等のカジュアルな服装やオフの時にも合わせやすい兼用できる事が人気を集めている要因と考えられる。
着られなくなったアウターはどうしているのか
買い替えと共に必ずといって出てくる、もう着る事がなくなるかもしれない洋服。この「着る予定のない洋服」について、どのようにされているのか、同じ対象者へ、アンケート調査が実施された。
<着る予定のない洋服をどうするか?>
処分する…47.0%
リサイクルショップで売る…35.0%
オークションやフリマアプリで売る…33.0%
家族や友人に譲る…31.1%
たんすやクローゼットで保管し続ける…26.7%
中古品買取サイトで売る…16.5%
寄付する…4.9%
今回の調査では、「リサイクルショップで売る」と答えた方が35%にのぼり、換金する手法としては最も多い結果となった。次いで「オークションやフリマアプリで売る」と答えた方が33.0%と続き、インターネット上での個人間取引の市場も拡大している。
一方、今回の調査では、「処分する」と答え方が47.6%、「たんすやクローゼットで保管し続ける」と答えた方が26.7%にものぼり、まだまだリユースをご利用されていない方やご家庭で滞留している在庫など、未開拓なマーケットも大きく存在している事から、ファッションに関するリユース市場は今後、更なる拡大を見せそうだ。
<調査概要>
調査内容:冬のボーナスで買いたいアウターに関する調査
調査期間:2018年11月15日(木)~10月17日(土)
調査方法:インターネットアンケート
有効回答数:206名
ターゲット:男性20-59才・女性20-59才
出典元:株式会社スタンディングポイント
構成/こじへい